舞台恐怖症が
治らなかった場合の
選択肢その1
父親のコネを
有効利用して
雑技学校の
厨房で働く。
父は
二順が
事故に会う前
出会って
感激した
獅子頭を
再現しようと
していたが、
食べたこともないものを
作るのは
困難で
四苦八苦していた。
二順は
想う。
たかが
獅子頭くらい
どうでもいい
じゃないか
されど
獅子頭くらい
当たり前に
作れても
いいじゃないか
たかが獅子頭
されど獅子頭
陰陽葛藤ですね。
あーでもない
こーでもない
と葛藤していたら
わけがわからなくなって
閃いたのは
『コックになれば
いいじゃん!』
大連方向へ
走って行きました。
【一太極二陰陽】の
構図
この物語にも
クッキリ!
ですね。
PTSDは
公案並みの
難題だけど
難しくても
自分の頭で
考えるのが
大事です。
「獅子頭」カテゴリーアーカイブ
朝日新聞『獅子頭』第二十話 恐怖症対処のいろいろ
雑技芸人としての
未来が決まる
大事な時期に
舞台恐怖症
という名の
PTSDに
なってしまった
二順ですが
一緒にがんばってきた
鬼猫も
父も
彼の新しい生き方
について
自分の使えそうな
コネで支えようと
してくれます。
なんか
舞台恐怖症が
治らないとみての
提案のようでも
ありますが…
二順は
もともと
どうしても
雑技芸人に
なりたかった
わけではないので
これが大きな
こころの支えに
なるのでしょうね。
舞台恐怖症と
言っても
治癒の仕方には
それぞれの
事情があり
彼の場合のように
比較的楽に
超えられる場合と
困難な場合が
あるでしょうね。
でも
どちらにしても
問題を回避しない
というのは重要で
外せない
ポイントです。
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第二十話 恐怖症対処のいろいろ
雑技芸人としての
未来が決まる
大事な時期に
舞台恐怖症
という名の
PTSDに
なってしまった
二順ですが
一緒にがんばってきた
鬼猫も
父も
彼の新しい生き方
について
自分の使えそうな
コネで支えようと
してくれます。
なんか
舞台恐怖症が
治らないとみての
提案のようでも
ありますが…
二順は
もともと
どうしても
雑技芸人に
なりたかった
わけではないので
これが大きな
こころの支えに
なるのでしょうね。
舞台恐怖症と
言っても
治癒の仕方には
それぞれの
事情があり
彼の場合のように
比較的楽に
超えられる場合と
困難な場合が
あるでしょうね。
でも
どちらにしても
問題を回避しない
というのは重要で
外せない
ポイントです。
朝日新聞『獅子頭』第十九話 『崖の上のポニョ』的救済
雑技芸人の世界は
厳しく
16歳の今
どこかに
入団しなければ
ならないのに
舞台恐怖症
絶体絶命ですね。
ふと
生意気な
鬼猫が
スカウトされた
雑技団で
コネを作って
雑用係にしてやる
なんて言って
気持ちを前向きに
してくれました。
国家公務員だし
悪くはないだろう
とか
自分も
お前がいてくれると
心強いとか
16歳くらいで
入団前から
こんな
発想ができるなんて
なかなか
ですね。
しかし
感心している場合ではないかも
われわれに欠けているのは
この
大陸的おおらかさ
絶対的に前向きな姿勢
かも
そして
絶体絶命のときに
ふと救いがやってくる
という図式は
やはり
如人千尺懸崖上樹
↑ ↑
ポ如 崖の上の
ですね。
そうです。
猿のように
木の上を歩けるようになりたくて
この学校に来たんです。
実は
精神的な意味で!
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朝日新聞『獅子頭』第十九話 『崖の上のポニョ』的救済
雑技芸人の世界は
厳しく
16歳の今
どこかに
入団しなければ
ならないのに
舞台恐怖症
絶体絶命ですね。
ふと
生意気な
鬼猫が
スカウトされた
雑技団で
コネを作って
雑用係にしてやる
なんて言って
気持ちを前向きに
してくれました。
国家公務員だし
悪くはないだろう
とか
自分も
お前がいてくれると
心強いとか
16歳くらいで
入団前から
こんな
発想ができるなんて
なかなか
ですね。
しかし
感心している場合ではないかも
われわれに欠けているのは
この
大陸的おおらかさ
絶対的に前向きな姿勢
かも
そして
絶体絶命のときに
ふと救いがやってくる
という図式は
やはり
如人千尺懸崖上樹
↑ ↑
ポ如 崖の上の
ですね。
そうです。
猿のように
木の上を歩けるようになりたくて
この学校に来たんです。
実は
精神的な意味で!
朝日新聞『獅子頭』第十八話 トラウマを回避しなければいいというものでもない
復帰後初の舞台で
出番を待つ間
いつにない
緊張に襲われ
舞台に上がると
タイミングをはずし
突如
立ち止まってしまい
ました。
黄先生が
どうしたのか
尋ねますが、
答えられません。
先生は
舞台恐怖症かも
しれないから
しばらく
様子をみるしかない
と言いました。
一年で治る人もいれば
十年かかる人もいるし
治らなかった人も
いるそうです。
鬼猫は
名門の雑技団に
スカウトされるし
取り残されたようで
いろいろ
悔やむうち
ますます
舞台が怖くなり
ました。
PTSDも
問題となった
事件から
回避しないのが
理想と言われますが…
直面したらしたで
恐怖が
出てきたりして
その恐怖から
回避しないように
がんばらないと
恐怖が
複雑化して
しまいますね。
これなら
始めから
距離を置いた方が
よかったかも
と思うかもしれません。
トラウマは
回避しなければいい
というような
単純なものでもないですね。
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朝日新聞『獅子頭』第十八話 トラウマを回避しなければいいというものでもない
復帰後初の舞台で
出番を待つ間
いつにない
緊張に襲われ
舞台に上がると
タイミングをはずし
突如
立ち止まってしまい
ました。
黄先生が
どうしたのか
尋ねますが、
答えられません。
先生は
舞台恐怖症かも
しれないから
しばらく
様子をみるしかない
と言いました。
一年で治る人もいれば
十年かかる人もいるし
治らなかった人も
いるそうです。
鬼猫は
名門の雑技団に
スカウトされるし
取り残されたようで
いろいろ
悔やむうち
ますます
舞台が怖くなり
ました。
PTSDも
問題となった
事件から
回避しないのが
理想と言われますが…
直面したらしたで
恐怖が
出てきたりして
その恐怖から
回避しないように
がんばらないと
恐怖が
複雑化して
しまいますね。
これなら
始めから
距離を置いた方が
よかったかも
と思うかもしれません。
トラウマは
回避しなければいい
というような
単純なものでもないですね。
朝日新聞『獅子頭』第十七話 PTSD回復期の問題
怪我休養中に
対人関係も
微妙に
変化しています。
鬼猫は
相変わらず
生意気なまま
精進を続け
「猿への進化」を
遂げていたことに
気づき
二順は
慌てます。
一緒に大会に行けないのも
残念です。
今までは
怪我が治ることだけ
考えてれば
よかったのですが
いきなり現実が
戻ってきました。
PTSD回復時にも
よくある問題です。
よくなったから
周囲は
もう大丈夫!と
思います。
(確かに
そうなのですが)
ふっと
寂しくなって
(これはなかなか
理解してもらえない心境です。
何甘えてんだ?とか)
悪化する人もいますし
残念なことに
なることも
ないではありません。
父親は
獅子頭研究の成果を
二順に味わってもらいます。
自信満々なのに
否定され
(二順はすまなさそう
に首を振っただけなのですが)
生意気になったと
怒ります。
説明を聞いて
すぐ二順の優しさに
微笑みますが。
これも
子どもが個性化(自己実現)するとき
起こりがちです。
PTSD罹患者の周りの人は
この父親ほど
物分りがよくない。
ブログで
わかりやすい説明を見つけましたよ。
トラウマを
整理しようとしたけど
相手が
「そんなことなかった」
「いまさらそんなこと言わないで」
と泣いたり
怒ったり
倍返しされると…
(名前を書いた方がよかったらコメント下さいね)
周囲の
【否認】は強烈です。
これは
最大の難関と
心得たほうがいい。
DVなんかの場合には
ムリと言い切る人も
多いですからね。
必ずしもそうは
思いませんが
難しいのは
確かです。
これがうまくいかないからって
失望することは
ありません。
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朝日新聞『獅子頭』第十七話 PTSD回復期の問題
怪我休養中に
対人関係も
微妙に
変化しています。
鬼猫は
相変わらず
生意気なまま
精進を続け
「猿への進化」を
遂げていたことに
気づき
二順は
慌てます。
一緒に大会に行けないのも
残念です。
今までは
怪我が治ることだけ
考えてれば
よかったのですが
いきなり現実が
戻ってきました。
PTSD回復時にも
よくある問題です。
よくなったから
周囲は
もう大丈夫!と
思います。
(確かに
そうなのですが)
ふっと
寂しくなって
(これはなかなか
理解してもらえない心境です。
何甘えてんだ?とか)
悪化する人もいますし
残念なことに
なることも
ないではありません。
父親は
獅子頭研究の成果を
二順に味わってもらいます。
自信満々なのに
否定され
(二順はすまなさそう
に首を振っただけなのですが)
生意気になったと
怒ります。
説明を聞いて
すぐ二順の優しさに
微笑みますが。
これも
子どもが個性化(自己実現)するとき
起こりがちです。
PTSD罹患者の周りの人は
この父親ほど
物分りがよくない。
ブログで
わかりやすい説明を見つけましたよ。
トラウマを
整理しようとしたけど
相手が
「そんなことなかった」
「いまさらそんなこと言わないで」
と泣いたり
怒ったり
倍返しされると…
(名前を書いた方がよかったらコメント下さいね)
周囲の
【否認】は強烈です。
これは
最大の難関と
心得たほうがいい。
DVなんかの場合には
ムリと言い切る人も
多いですからね。
必ずしもそうは
思いませんが
難しいのは
確かです。
これがうまくいかないからって
失望することは
ありません。
朝日新聞『獅子頭』第十六話 トラウマ非回避即回避
二順は
大怪我をして
入院中です。
身体のケアも大事ですが
周囲の人たちの
こころのケアも
上手で自然です。
母は
農繁期の多忙を
兄に任せ
看病し
占い師がいつか言った言葉で
大丈夫元に戻れるよ
と言ってあげます。
生意気な
鬼猫も
彼独特の言い方で
励まします。
先輩の名前を挙げ、
いつか内臓が出てしまった
らしいけど
今は平気だとか
生々しいですが
かえって
大丈夫な気がしてきます。
身体の傷が癒えてくると
時間が直してくれる
ということも
学習する。
そのうちリハビリへ移行
みんなのおかげで
いろんなものに
支えられて危機は
回避できました。
でも
一番大事なのは
怪我をした場所に
戻ったことですね。
怖いからと
やめてしまうと
トラウマになります。
非回避
即
回避
の法則です。
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