主人公二順は
異国でのこころ細さから
同郷の中国人の
アドバイスを受けていましたが
―言いなりと言った方がよいかも…
対等な会話が成立するなら
半分治癒してますからね。
その中国人は
こき使われる身で
ニュースも見ないし
友達と議論することもないせいで
文化大革命の頃の
中国の常識に照らして
アドバイスしていたのです。
―日本女性と結婚し
帰化しなければ
中国にいる妻子が政治犯になってしまうと。
それを
今回初めて
同じ中国人でも
時間的精神的に余裕があり
情報強者の大学教授に
指摘され
青ざめます
親身になって
良かれと思って
(自分が一番わかってるって自信もあったし)
言っちゃったのですが…
…
この構図は
いまの精神医療そのものの
風刺になっています。
生活に追われると
この中国人のような短絡的な思考回路に
陥ってしまいがちです。
そういう人こそ
落ち着いて考え
世間を広くする必要があるのです。
「獅子頭」カテゴリーアーカイブ
朝日新聞『獅子頭』第二百六話 ちっぽけなものにも宿る文化
中国人が
蕎麦について
話しています。
最初は
質素なだけの食べ物に見えて
敬遠してましたが
―戦時中でもなし
何が悲しくて
わざわざこんなもの外食で
食べるのかと…
シンプルの極みが粋なんですけどね。
中華料理は豪勢で
華やかですから…
しょうゆだと思ったのは
秘伝のこだわりのだしで
少し甘くもあり
健康にもよく
水やそば粉の産地
こね方には
日本文化がぎっしり練りこまれていると
知るようになり
どんなちっぽけなものでも
そこに文化が詰まっていないものは
ないと話しています。
落語家は
扇子でおいしそうに
蕎麦を食べますし
大晦日や引越しなど
節目でいただきますね。
箱庭療法をする人のなかには
★イメージ表現がなされない
箱庭があるとか
★置かれたもののなかには
意味のないものもあるなんて
まことしやかに
語る人がいます。
困ったものです。
もうすぐいなくなると
思うけどね
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第二百六話 ちっぽけなものにも宿る文化
中国人が
蕎麦について
話しています。
最初は
質素なだけの食べ物に見えて
敬遠してましたが
―戦時中でもなし
何が悲しくて
わざわざこんなもの外食で
食べるのかと…
シンプルの極みが粋なんですけどね。
中華料理は豪勢で
華やかですから…
しょうゆだと思ったのは
秘伝のこだわりのだしで
少し甘くもあり
健康にもよく
水やそば粉の産地
こね方には
日本文化がぎっしり練りこまれていると
知るようになり
どんなちっぽけなものでも
そこに文化が詰まっていないものは
ないと話しています。
落語家は
扇子でおいしそうに
蕎麦を食べますし
大晦日や引越しなど
節目でいただきますね。
箱庭療法をする人のなかには
★イメージ表現がなされない
箱庭があるとか
★置かれたもののなかには
意味のないものもあるなんて
まことしやかに
語る人がいます。
困ったものです。
もうすぐいなくなると
思うけどね
朝日新聞『獅子頭』第二百三話 演歌も【象徴】
演歌は
中国人には
せつなく感傷的で
いささかの絶望感を
帯びているように
聴こえるらしい。
言われてみれば
これは悪しき
前時代的な
【集合的無意識】の化石
そのものかも
知れません。
★50代~60代以上に
支持されている。
★日本の大衆音楽のジャンルの一つ
★「艶歌」や「怨歌」とも呼ぶ。
―トラウマティック!
中島みゆきみたいに
まずは怨んで呪詛しないと
治らないのにね
★日本的なイメージを大切にするため
和服を着用することが多い。
本来は
演説歌の略で
政治などを風刺してたようですが
今は
男性が古きよきセクハラ時代を
―ひどい扱いに
耐えてくれる。
懐かしみ
女性が嫌悪する
そんな感じかな?
―こころが動くのは
象徴が生きてるからです。
おばさま方に
「かわいい」って言われる
人気の逆バージョンや
ビジュアル系も ←紅白のド派手衣装競演
あるけどね。
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第二百二話 桜の【象徴性】
中国人たちが
花見についてあれこれ
話しています。
なんだか
感覚的に
よくわからず
ついてけないみたいですね。
―私たちが
「チューリップの前で
宴会しようよ!」って
言われてるみたいな感じかな?
昔は
緑が生え
稲作を始める時期に咲くため
暦代わりに使われていたようです。 ←旧暦
―北極星は一年を通じて
こういう目安になるので
神格化されました。
日本の年度は
4月始まりですし
普通の学校には
サクラが植えられてますね。
なので
学びや人生の転機を
象徴するようになったのかも
しれません。
年齢によっては
戦争イメージや
出会いと別れ(卒業と入学)
失望(受験失敗)も
入ってるかな?
こうして
無条件に人のこころを動かすものを
象徴と言います。
箱庭療法や夢分析で
大事な考え方です。
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第二百三話 演歌も【象徴】
演歌は
中国人には
せつなく感傷的で
いささかの絶望感を
帯びているように
聴こえるらしい。
言われてみれば
これは悪しき
前時代的な
【集合的無意識】の化石
そのものかも
知れません。
★50代~60代以上に
支持されている。
★日本の大衆音楽のジャンルの一つ
★「艶歌」や「怨歌」とも呼ぶ。
―トラウマティック!
中島みゆきみたいに
まずは怨んで呪詛しないと
治らないのにね
★日本的なイメージを大切にするため
和服を着用することが多い。
本来は
演説歌の略で
政治などを風刺してたようですが
今は
男性が古きよきセクハラ時代を
―ひどい扱いに
耐えてくれる。
懐かしみ
女性が嫌悪する
そんな感じかな?
―こころが動くのは
象徴が生きてるからです。
おばさま方に
「かわいい」って言われる
人気の逆バージョンや
ビジュアル系も ←紅白のド派手衣装競演
あるけどね。
朝日新聞『獅子頭』第二百二話 桜の【象徴性】
中国人たちが
花見についてあれこれ
話しています。
なんだか
感覚的に
よくわからず
ついてけないみたいですね。
―私たちが
「チューリップの前で
宴会しようよ!」って
言われてるみたいな感じかな?
日本人なら
「花見」と聞いたら
なんか心が躍りますね。
昔は
緑が生え
稲作を始める時期に咲くため
暦代わりに使われていたようです。 ←旧暦
―北極星は一年を通じて
こういう目安になるので
神格化されました。
日本の年度は
4月始まりですし
普通の学校には
サクラが植えられてますね。
なので
学びや人生の転機を
象徴するようになったのかも
しれません。
年齢によっては
戦争イメージや
出会いと別れ(卒業と入学)
失望(受験失敗)も
入ってるかな?
こうして
無条件に人のこころを動かすものを
象徴と言います。
箱庭療法や夢分析で
大事な考え方です。
朝日新聞『獅子頭』第二百一話 変容の象徴
PTSDの二順
運命にのみこまれたかのように
二人のPTSD女性に
いいように丸め込まれてます。
相当理不尽なことを
押し付けられたり
言われたりしているのですが
怒らないんですね。
怒ってばっかりも
困りますが
怒るべきところで
怒らないで
言いなりになるのも
変でしょう?
しかしやっと怒りました。
何があったか?
日本に帰化しろと言われたとき
テーブルを拳で叩き ←五行のもと…
PTSD女性の顔を
睨みつけて出て行きました。
無条件に心が動くのは
そこに【象徴的】意味があるからです。
こころの【元型】が ←やはり一太極二陰陽だ!
動き始めたかも
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第二百一話 変容の象徴
PTSDの二順
運命にのみこまれたかのように
二人のPTSD女性に
いいように丸め込まれてます。
相当理不尽なことを
押し付けられたり
言われたりしているのですが
怒らないんですね。
怒ってばっかりも
困りますが
怒るべきところで
怒らないで
言いなりになるのも
変でしょう?
しかしやっと怒りました。
何があったか?
日本に帰化しろと言われたとき
テーブルを拳で叩き ←五行のもと…
PTSD女性の顔を
睨みつけて出て行きました。
無条件に心が動くのは
そこに【象徴的】意味があるからです。
こころの【元型】が ←やはり一太極二陰陽だ!
動き始めたかも
朝日新聞『獅子頭』第百九十七話 PTSD百花繚乱
舞台恐怖症という名の
PTSD克服中に
PTSD日本女性に
巻き込まれ
―癒しあうのではなく
無意識的にとはいえ
利用するのですから…
苦境にいる二順を
日本人女性の母親である
大物PTSD女性が
なぐさめる。
なんてややこしい構図
謝罪すべき存在が
思いやりを示すなんて…
倒錯はなはだしい
なぐさめの内容も
相当ズレてるのですが
親切に対して
無碍な反応はしにくいですね。
あんまり複雑すぎて
二順は
わけがわからなくなっています。
飽和状態というのでしょうか…
PTSDって
シンプルな理屈で罹患するし
シンプルな方法で
癒されるけど
当事者のあり方は
百花繚乱 ←華厳的な言葉ですね
発症したばかりの人と
治癒間際の人では
別疾患に見えます。
理論を知っている人と
知らない人でも
違うし
それなりの治療を受けている人と
放置されている人では
全く違います。
加えて
人格障害様の
甘えや見捨てられ不安からくる
対人操作
激しい怒りから
後先考えないメンバー攻撃
グループセラピーは
むつかしいですよ
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