君たちはどう生きるか/吉野源三郎#読了
早くも私の中で2024年読んでよかった本第1位になりそうな予感がしている。“おじさんのNOTE”に書かれるコペル君へのお手紙形式の言葉がもう金言で溢れていて🥺説教臭くなくてスッと心に染みる。。多くの子供達に読んでほしい!私も小学生の時に読みたかった😭 pic.twitter.com/pb61q6tur6— ま (@maiimamaamaaii) July 6, 2024
コペル君のお母さんに
原作の方の主人公です。
これが起きないのは心理療法じゃない(^^♪
― クライマックスは死の恐怖で…
死と再生
社会の科目の
当時の哲学は
こころの問題が
― 特に悪の問題
『君たちはどう生きるか』(2023): 戦火で母を亡くした眞人11歳は、母の実家へ父と疎開、屋敷に母の妹で父の再婚相手の夏子が妊娠中、義母にも転校先にも馴染めない眞人。かつて近くの塔で消えた大伯父、喋る奇妙な青サギ、森に消えた夏子を探す眞人と婆や、下の世界、時の回廊、生と死、因果、石・・
— imai3 (@mi3xfree) July 7, 2024
社会問題と密接に関わっている点を重視した。
― それを吉野源三郎も明記
肝心なところを教えてやってほしいと頼まれた
お父さんが亡くなったので
法学士のおじさんに依頼
― ただし法学や善悪を超えた視座で教える。
おじさんは
これから習う内容について説明することはできないし
教科書以上の内容になる。
意味がないからと
あとでわかる内容
自分の経験を語りだします。
自験例
おじさんが小さいときに
兄弟げんかをしたときのことで
おじさんはお父さんに叱られると怖れたけど
外に連れ出され
用事にかこつけて
夜空を見上げながら星の話を聴いたそうです。
そのときに自分が感じたことが
弟との間で引き出された解離感覚への気づき
父親の対応から感じたこと
そこから誘われた不思議な哲学空間は
言葉にならないが
傾聴すればこころで伝わる。
現在に至るまで
弟は喧嘩をした3か月後に病気で亡くなり
父親が亡くなってからもう12年
― 記憶が思いがけなく変質する驚き
いろんなときに思い返されながら
特に
戦争に行って
外国で命がなくなるのだと絶望したとき
思索が深まっているというような話です。
要するにこれがお父さんの肝心の教え方
非指示的方法で
何も教えないけど
ものすごく(肝心)深く教えている。
― 確かに経験する前に論理的に説明することはできない。
宮沢賢治的です。
時空を超えて考えるのは
― 布置とか
ユング心理学