松島菜々子演じるストーカーの恐ろしさに
目を奪われていましたが
子どもたちへの連続誘拐事件が
主テーマでした。
(ストーカーはその便乗犯)
子どもたちにもお母さんたちにも人気の
一番犯人らしくない
体操教室のおにいさん先生が
最後に逮捕されます。


なぜ多重人格になってしまったかと言うと
虐待を受けて育ったのですが
離婚で苦労するお母さんを支えたいと思っていたところ
(トラウマの否認)
お母さんは認知症のようになってしまいます。
(離婚PTSD)

音楽療法で提示された曲を聴くと
落ち着くようになったのはよいのですが
子どもを家に連れてきてしまうようになります。
(音楽によって退行が促された状態なので
治療のチャンスですが
そのままでは犯罪です)
しかし
子どもが嫌がっておらず
お母さんも子どもと一緒にいると
落ち着くようなので
ついつい
子どもを誘拐しては
時期を見て開放していたようです。
誘拐された子たちは
親が依存症等の
「放置児」なので



優しいお兄さんに声をかけられると
容易についていくし
優しいおばあさんが相手をしてくれると
帰りたがらず困ることもあったようです。
おばあさんをやさしくする
お兄さんの魔法の口笛とともに
楽しかった時間が思い出されるので

開放されたあとも
その曲を聴くと
子どもたちは
うっとりと
催眠状態に陥ります。

虐待児たちや大人が
「お薬あげるよ~」
「そのままでいいよ~」と言ってくれる
セールスマンについてゆかないようにも
気をつけないといけません。



学校では
スクールカウンセラーと呼ばれてますけどね。