14歳のときに
ダイエットで体調を崩して入院した病院で
77日間も不当に身体を拘束された
東京都在住の女性(24)が
この病院に対して
1056万円の損害賠償を求める裁判を
東京地裁に起こすそうです。
栄養指導をすればよい段階なのに
ベッドから離れてはならないと指示され
病室の簡易トイレで
看護師の立ち会いのもとでの排泄を強要
音楽を聴くことも
外部との電話や面会も許されなかったそうです。
納得できないので
点滴を抜くと
「治療を拒絶した」などの理由で
帯のような太いひもで
両手両足と肩をベッドに縛り付けられ
鼻からは胃へチューブが
尿道にはカテーテルが入れられ
おむつをされ
入浴もできなくされたそうです。
すべての拘束が解除されたのは77日目で
その2ヶ月後にやっと退院できましたが
PTSD発症リスクを負っていますから
退院後は
頭痛やめまい
不眠の症状が出たほか
拘束される夢を見て跳び起きたり
フラッシュバックから逃れるために
カッターで腕を自傷したりするなど
精神状態が著しく悪化
別の病院でうつ病と診断され
よくある誤診
高校は1年生の5月で中退
結婚してからは安定してきているというものの
向精神薬が手放せない状態だそうです。
処方薬依存症ですね。
摂食障害には
深層心理的な理由があるのですから
竹(消化管)をめぐる
翁(世代間)との関係の問題の象徴
かぐや姫がよくテーマになるのは
自己実現モデルだから
拒食=断食で自己治癒力が作動しているから
正しく見守る必要がある。
正しく治療なされなくてはなりません。
こういうことを知らない治療者が行うと
「非人道的な扱いで
肉体的・精神的な苦痛を受け
人生を壊された。
私のような被害者を出してほしくない」と
訴えられることになるわけです。