C.G,ユング」カテゴリーアーカイブ

マイスター・エックハルト版『君たちはどう生きるか』

本日亡くなった

西谷啓治 先生は

もともと優秀だったけど

いかにも繊細そうなお顔

『思い出のマーニー』みたいな時間を経て

肺結核に罹患して

大きな衝撃を受け

進学をあきらめて

北海道で一年間療養

復活した

京都学派ですが

その後も

ご多分に漏れず

天才にはもれなくついてくる理不尽な出来事

公職追放の憂き目に遭っています。

もちろん復活し

今では勲章の

神隠しの時間

— ここでたくさん執筆

大叔父と主人公の関係を思わせる

エックハルトの記述を紹介されたりしていましたが

エックハルトも

『君たちはどう生きるか』みたいなことを書いていたのですね。

宗教家なんだから当然かもですが

内容の次元が同一と言いたい。

ここまで深くなると

人類共通のお話です。

みんな言っていることは同じ by鈴木大拙

「一つのい生き方を受けとり

そこでいつまでもその生き方のもとにとどまりつづけ

その生き方のうちにありとあらゆる善い生き方を持ち込むことである。

そして

自分の生き方をからいただいたものとして畏れ敬い…」

神との能作由来の善(自己実現)

ユングも評価していたエックハルト

『狭き門』ジッドもポニョ ~厳しすぎるしつけによるPTSD性発達障害

厳しすぎるしつけのせいで

 厳格なプロテスタンティズムによる過剰な克己主義

自伝的な『一粒の麦もし死なずば』のように

病的な臆病者で

成績不良のみならず

学校では問題児

11歳の時

パリ大学法学部教授だった父親を亡くしてからも

母親のかつての家庭教師が同居して苦しめられたことは

— しかもそのトラウマを不問に

『狭き門』にそっくり移行されています。

父親のしつけが嫌で

家出する問題児ポニョのような子は

西洋にもいましたね。

罪とはを曇らせる全てのものをいう という名言も

道徳的なことではなく宗教上のお話

自傷行為を悪意のしるしという眞人は神経症

— 発達障害流行時代の臨床心理学における常識と全く違う

『君たちはどう生きるか』の真人に通じながら

自分の眼で見ることの大切さを教えてくれています。

広き道は地獄の一丁目

トールキンのファンタジー ~PTSDの癒える場所

少し前までの臨床心理学は

ファンタジーを重要視していたものです…( = =) トオイメ目

本日は

トールキン 

ファンタジーを世に広めた

息子さんのお誕生日です。

通称クリストファ

父親は

膨大な作品を書いていていたけど

出版できないまま他界

長年

批判的に聴いていた息子が

いつのまにか

地図の描きなおしをしたり

オックスフォード大学教授でもあった

— ファンタジーでありながら筋が通っている。

父親のあとを継いで

— 物語のための新しい言語をつくるなどAI顔負け

英語の講師や指導教員に

跡を継いでいました。

父親の死後

大学を退職し

膨大な資料の整理開始

— ノートのほか紙切れなどいずれも雑多な書き込みだらけ

—— 宮沢賢治の作品にもよく出てくるファンタジーをつなぐもの

くまのプーさん🐻にしても

ファンタジー界に兄弟をもつといろいろ大変です(>_<)

ファンタジー界の兄弟の

純粋性を保つのは

仏性とか

純粋経験とか

ムズカシイんですよね。

それでノイローゼ(神経症)にもなるけど

治りもする。

— ファンタジーにおいて

本や実験室ではない。

『人喰い』公認心理師はロックフェラーの呪いか

本日は

マイケル・ロックフェラー

1938‐1961

北米の民俗学者

ロックフェラー3世の息子

パプアニューギニアで

パプアと名づけられた

新しいギニア @アフリカ

最後の秘境と呼ばれていた土地

失踪した日です。

フィールドワーカー仲間@民俗学者 の

— 本を読んで勉強するのではなく現地で学ぶ

舟が風で転覆したので

泳いで救援に向かったまま

— 岩石と神隠しの秘密

ロックフェラーの財力をもってしても

見つけ出すことはできず

繁栄の影に

ケネディ家みたいな悲劇の負の連鎖があるのかも…

首狩り族に殺害されたという説があるのみで

首を持ち帰るといえば…

事実上意味的に迷宮入りのあの事件のカギもここに?

首狩り族はバケツをもった人

— 狭い島内で見つからないハズはない

麻薬組織じゃないかと…🤔

— お父さんは麻薬を厳罰化し撲滅に尽力

—— 陰謀論とは逆の見方

業績は

美術品

メトロポリタン美術館に寄贈されています。

『注文の多い料理店』?

『西遊記』?

臨床心理学は

文化人類学とともにあり

黎明期には

大学で併設された。

文化を内から見て

一緒に生活しながら観察

精神分析を修正してきました。

エディプスコンプレックスは

人類共通のものではない

👇

では日本人の場合は?

人類共通の層とは?

— 人間とは?

人類は太古の昔から、

帰りが遅いと心配してくれる人を必要としている。

- マーガレット・ミード -

(米国の文化人類学者 / 1901~1978)#恋愛 #恋 #恋垢 #20251152 pic.twitter.com/mm4BEyYst1

— 恋愛書店📚 (@fourpillars3) November 4, 2025

ここまで観察すると

二元論を超えた哲学が浮かび上がる

命懸けで研究してきた先人のあとを汚すような

公認心理師時代の乱暴狼藉は

人を喰ったような学問の成れの果ての内戦

— 共食い

もはや心理学ではないのです。

プルースト効果@PTSD治療における記憶

本日はドストエフスキーが死刑宣告された日です。

これだけでも

既に発症している。

— てんかん

PTSD発症リスクになりますね。

頭のなかで

『モンテ・クリスト伯』みたいな物語が

理不尽な窮地からの復活を遂げる

— 普通は絶望するだけ

サバイバル精神

展開していたのではないかと想像します。

哲学的にもなるわけです。

また

プルーストの『失われた時を求めて』の

第1巻が刊行された日でもあります。

最も長い小説でありながら

14年かけての全13巻までの刊行は

ギネス世界記録認定

意味的には未完で

しかも晩年に至るまで謎の大幅改稿

睡眠薬によいと揶揄されるほどです。

登場人物が数百人でその関係も複雑

伏線が多くて構造がとらえにくい上に

メタファー(隠喩)が多いので

退屈で眠くなる

プルーストは

主人公に投影

あまり楽しくない幼少期を過ごしたようで

主人公は嫌な記憶しか覚えていなかった。

ふとそのことを思い出すことから

プルースト効果

心理療法で扱う無意志的記憶から

— トラウマ記憶を思い出そうとする出発点はマチガイ

自己治療が始まる。

社交に明け暮れるだけの

無駄で何の変哲もないと感じられる

自分の生涯の時間を綴ったものといえば

自伝的物語

記憶の物語と呼ばれている。

退廃的に聞こえますが

善悪・美醜の判断を加えず

ただ回想されるがままに従い

鋭い観察眼が

当時の様子を丹念に記録したものなので

歴史的身体?

時間を気にせずゆったりと味わえば

ここが最大の難関

面白く感じられるようになるそうです。

書き手も途中でこれに気づいてやり直す

きっかけが大事なのも

全部理解するとなると億劫だけど

1つの場面とかキーワードとか

ちょっとした箇所に意味を感じることができれば

没入できる

心理療法と似ていますね。

ユングも

自伝のなかで

プルーストとの違いとして

外界のことがほとんど書かれていない。

子どもの頃

虐められて頭を打ち

もう学校に行かなくてよいと思ったことを回想

幻聴として聴こえた

自分の神経症の原因は

虐められたからではなくて

トラウマのせいでPTSDを発症したと教えられ

— どんな発言も肯定されるべきだと拡大解釈まで

—— 傾聴の意味も曲解

永遠に止まっている当事者が多い

この考え方にあったと気づいたと回想しています。

感動的で素晴らしい作品を書きあげようなどと考えずに

表現することは重要なことです。

ロールシャッハテストとユングと華厳経@PTSD

ロールシャッハ

1884‐1922

37歳で

ロールシャッハテストを考案し

まもなく亡くなったそうです。

末期の盲腸とは…👀     コレ如何に…

このテストに賛否両論あるのは

① テスト結果に主観は映し出されている

— 世界(ミクロコスモスもマクロコスモスも)をどう把握しているか

② その解釈を正しくできるかどうかが大問題

— 神の視点(セルフ)

—— 精神分析をしっかり受けて近づく必要がある。

理解より治す方が得策

という証明かな🤔

お父さんが画家で

ロールシャッハもいつも絵を描いていたので

子どもの頃から

インクの染みとあだ名されるほどで

クレックス(Klecks)君

芸術家になりたかったけど

科学か芸術か迷い

お父さんも美術教師として生きていた。

ユング心理学やりたいけど

得て公🐒心理士になるみたいな🤭

精神療法家になることを目指して

フロイトも

心理学を科学にしたかった。

精神医学に進み

チューリッヒ大学で

ブロイラーの弟子となり

ユングのヒステリー(PTSD)についての講義を聴いた。

幻覚についての論文を書いたり

連想実験を始め

言葉じゃなくて

— 概念から

インクの染みを見て何を連想するか

— 純粋経験 判断以前

スイスの宗教についての研究をするなど

ロールシャッハテストを極めていたら

盲点というか灯台下暗し

紺屋の白袴 医者の不摂生…

同郷でもある

ユングのような精神療法家になっていたことでしょう。

フロイト派として知られているらしい

こころは上手な絵描きさん 仏さんや観音さんを描き出す

華厳経

 一即多

箱庭療法の世界

かぐや姫とアスペルガー@PTSD

まずは

かぐや姫はアスペルガーというお話ではないことを

お断りしておかねばなりません。

本日が明かりの日@日本 で

アスペルガーのお誕生日だということから

思いついたPTSDのお話です。

PTSDは

陰陽の病なので

拒食症&過食症@摂食障害 等

自閉傾向にも2種ありました。

全く内向的なカナ―型

全くの外向型で自閉に見えないアスペルガー型

— 表面的に反応することで人間関係は巧みに避けている。

現在はいろいろなタイプがあるということにして

スペクトラム

流行があったという事実をごまかしていますね。

心的伝染病でもあるPTSD

鑑別について上から目線で細かく主張していたような🤔

同じ人が

自閉症以外の

統合失調症や発達障害と診断されることもありました。

あかりと言えば

エジソンは京都の竹をつかって

白熱電球を完成させたのでした。

あなたもスタンプをGETしよう

いい加減な診断名より

光とか

意識の象徴

かぐや姫など

自己実現の物語

象徴的なお話の方が

PTSDをよく説明してくれます。

フロイト『夢判断』では治らないPTSD愚禿親鸞が鉄則

125年前の本日

フロイト(44)の

オーストリアの精神科医

夢判断』が出版されたそうです。

フロイトは

脳🧠解剖の専門医で

ヒステリー(PTSDの古名)を治す能力はなかったのですが

治すことは下品なことと考えていた。

他人が受け持った成功事例を聴いて

『アンナの症例』の

コップから水が飲めないヒステリー症状

その後も

弟子の子どもに見られた症状からの防衛機制理論など

無意識を発見したとされる人物です。

日本のおばあちゃんは

般若心経を読んでたけど

— そげんなもんとっくのむかしから常識だど😒

フロイトを知らなくてニアミス

そういう人が書いたものなので

頭で考えて書いている。

— 小説だと三文小説と呼ばれる駄作

なかなか売れなかったのですが

初版600部完売まで8年

『夢の解釈』じゃなくて

『夢判断』と邦訳され

フロイトの限界が忠実に伝わっている。

以心伝心・不立文字・教外別伝 の悪い例

臨床心理学の基礎として重要視されています。

これだけで偉業だから

あとはユングに任せようと

最近新しい翻訳も出て

よいことなのか悪いことなのかはわからないけど🤔

— 発達障害論者がわかりやすく書いたPTSD(>_<)

フロイトは

夢を無意識の知識を得るための「王道」と位置づけていますが

まさに

仏道でありまして

お釈迦さまが生まれるのも

仏母摩耶夫人がみた「托胎霊夢」の物語

親鸞が生まれるのも

日本で一番信者が多い派の宗祖

夢告がありました。

本日42歳を迎える日本初の試験管babyの誕生👶は

東北病院が管理(神の代わり)

悟った人はみな大変な幸福感に包まれるそうですが

内観療法の創始者は

これを伝えたかった。

29歳のその時まで

不眠不休の修行で自力を尽くし

意識がもうろうとしたり気絶したりするなかで

重要な夢を見るのが他力

夢が導いていました。

10年後に死ぬと言われ

死と再生 が宗教でも心理療法でも基本

意味がわからず

わからなさに耐えられないと脱落

それでも

信じるように促す夢から離れないでいると

宗教的なこのところが要の難関

直前にもうすぐだと励まされ

なんとなく夢も喜んでいる様子が感じられ

その時がきてそういう意味だったのかと分かったそうです。

つかんだ心理学を伝えることが使命と伝えられ

宗祖となった。

— 信者数が一番多い派

この筋書きは今も変わりませんね。

夢は判断するものでもなく

解釈でもなく

正しい方向に行動できていたら

わかりやすく伝えてくれるようになり

治ったときに意味はすべて氷解する。

見続けるものですが

時間と捨て身の努力を要する。

高僧のようにはいかないものなので

伴走者がいるわけです。

宮大工になりたいと海を渡るとは

善い夢ですね。

二河白道 @ 善導

後の祭り@PTSDの時間論

本日10時10分は珍しい時間だったようですね。

厭でも

過去現在未来をひとまとまりとして考えさせる

— 時間ってなんだったっけ?

     

象徴的時間

— ここで自覚が深まると自己実現へ

そして

22年前の本日

日本のトキが絶滅したのでした。

2023には中国から来た洋洋も老衰死

朝ドラはトキさんの祝言 🎉🎉🎉  だとか☯

確かに不思議な時間のようですから

偶然?布置?共時性?

ジブリの描くトキさんも不思議なお人でした。

認知症に見えるシャーマン人格なので

イザ!という

— いざなみ・いざなきのいざ

—  ユングの『変容の象徴』日本版

ポニョを助ける宗介を助ける。

— 変容の象徴の要 だからトキと名づけた。

そもそも人間界が神隠しの世界

 

トキさんのような人を認知症扱いしてしまう

心理学は象徴否定で発達障害論まっさかり

精神科の呪縛から解き放たれるチャンスの到来ですよ。

その手下の公認🐒心理師 も🐒🐒🐒🐒🐒

— 教科書は教科書 ビジネスはビジネス

 

 

 

 

木村敏の高尚な時間論を後世に伝えるどころか

学恩

後の祭りにすり替えてしまっている罪も深いです。

タイトルは祭りのあとかな🤔

 

『夢をかなえるゾウ』

あなたもスタンプをGETしよう

こんな本がありましたね。

自己実現と言っても

当たり前でフツーのことを

幼稚園で習うけど

いまだにムズカシイ

あたりまえでないことだと

老年期に知った一休さん

地味に続けることなんですよね。

なんだかんだと理屈をこねて始めない人が多いということでしょう。

回避の病@無意識

本来あるところにいないから不安なんですよね。

成るようになるシンプルな現象学