80年代に
予備校の英語講師として大人気だった
成功者のイメージを重ねられ
高偏差値の大学に合格すれば
明るい未来が約束されているかのような
信仰を広めるのに一役買いました。
金ピカ先生が
孤独死していました。
講義がお上手だったのに
時代の空気を読む勘みたいなものを
ヒステリー的にキャッチし
求められる着ぐるみを着ていたのかも。
年収2億円あった稼ぎが無収入となり
生活保護を受け
糖尿病などで体調を崩し
生きる気力も失い
「朝からビール飲んでますよ。
いつ死んでもいいんですから。
やりたいこともないし、やることもない。
隠居、生きる屍です。
早く死にゃあいいと思っていますから」という状態で
チェーンスモーカーでもあったようです。
依存症だったんですね。
本当に学びたいことよりは
偏差値で少しでも有名な大学にとか
(今は変な競争が…)
就職のために資格取得しようとか
(エテ公御用達)
本質を忘れた時代に亡くなり
ニュースとなるのも
象徴の役目なのでしょう。