C.G,ユング」カテゴリーアーカイブ

PTSD男が自転車でのひったくりをやめた瞬間

「4~5年前から
名古屋市内で
100件くらいやった」
「使っていた自転車を盗まれたので
ひったくり生活に区切りをつけ
人生をやり直したい」
名古屋の
住所不定で無職の男性(46)が
自首してきました。
ひったくり生活は
場当たり的人生の【象徴】でしょう。
自転車がなくなっただけでは
普通は
 ―何が普通かややこしいけどあせる
やめないでしょう。
潜伏生活に終止符を打った
オウムの平田容疑者らの
心情とも妙にマッチしたんじゃないかな?
 ―時代の風に踊らされた彼らは
 違う風を送り込んできたような…。
 (陰陽の病ですから) 
人間を動かす動機は
不思議なものですが
内と外が一致したときに
起こるようです。
 ―【共時性】ですね。
天啓のように感じるんですよね。
鳥が生まれる時
親が卵をつつくような
感じですかね。
何はともあれ
悪事をやめたのは幸いです。

尾崎豊的PTSDはもうウザイらしい

20年前に死亡したそうで
雨の中の追悼式に
4万人の列ができたという
伝説の人です。
教科書にも載るほど
共感を呼んだのですが
今の若者には
「自己中心的なだけ」
「何が不満かわからない」
「謙虚さがない」
甘えがキツすぎると
いうことのようです。
$PTSD研究家翠雨の日記
「阿頼耶識
(無意識)は異熟するなり」ですね。
何事にも
賞味期限があるようです。
あの頃一緒に歌いながら
しっかり悩んだ
集合的無意識は
耐性がつき
次の段階のPTSD的課題に
 ―境界性人格障害と言われた
 PTSDは時代の病ですからね。
直面しているのでしょう。

オウム平田容疑者の逃亡生活を支えた人々もPTSD時代の象徴

逃亡生活については
「迷惑がかかるから
言えない」と
言っているそうです。
気持ちはわかりますね。
言わねばならないけど
言うわけにはいかず
気持ちが
引き裂かれていると思います。
 ―解離行動すると
 あとあといろいろ
 普通なら直面しないような
 難題が立ち上がります。
逃亡を助けたと言っても
悪事を働いた人間だと
★重々承知の上で
助けた人と
★知らずに
助けた人がいると
思います。
未治療のPTSD患者さんの
周囲にも
そういう構図が
みられます。
親切でかばってあげているのですが
 ―「あなたは悪くないのよ。
  (悪いのは脳だけ)
  お薬どうぞ」
 「その生き方素敵ドキドキ
気づきを妨げ
結果的に
親切ごかしになるんですね。
$PTSD研究家翠雨の日記アリエッティ
PTSD治療
初期は
治療者も要らないことをせず
周囲のそういうものを
排除してゆきます。
これで相当よくなります。
 ―苦しみは
 始まりますが。

小惑星「ナマハゲ」と命名されたPTSD予防教育の象徴

火星と木星の間の
小惑星の一つが
「ナマハゲ」と命名されました。
札幌市の天文家
渡辺和郎さん(56)が
発見し
国際天文学連合に
名称を提案
登録されたそうです。
「みなさんに
喜ばれる名前を付けたい。
ナマハゲをきっかけに
天文に関心を持ってもらえれば」と
話されています。
$PTSD研究家翠雨の日記
ナマハゲは
PTSD予防教育のために
半ば無意識的に考案された
文化装置です。
 ―西洋二元論で見れば
 児童虐待です。
PTSDは
心理的問題ですから
哲学・宗教・科学のほか
天文学にも通じます。
 ―チベット医学は
 心理学であり
 ラサの病院は
 毎年暦を発行します。
寺田寅彦も
「科学が
人間の知恵の
すべてであるもののように
考えることは
1つの錯覚である」と  ←認知の歪み
述べました。
PTSDについて
西洋科学で
議論するのは
相当偏狭なのです。
まあビョ-キでしょうね。

否認されたユングのPTSD観復活の兆し

ユング(1966)は
「神経症は
時代の問題と
密接に結合しており
個人が
自分自身において
一般的問題の
解決を計ろうとして
失敗に終わった試みである」と
書いています。
 ― 一番新しい
  箱庭療法の雑誌に
  この部分の引用が
  復活しました。
 
  発達障害じゃなくて
 外傷性疾患だったかも?という
 流れからでしょうね。
最近なら
18歳くらいだと
過食・嘔吐
リストカット
万引き
飛び降り
不登校
一人で全部背負い込むのが
流行ですね。
そして
その結果として
普通のことができなくなってしまいます。
普遍的問題なんですよね。
これが
臨床心理学の
常識だったのに
ここ10年くらいで
 ―子育てが終わった主婦が
 大学に行きだして
 臨床現場でよくぶつかってたから
 兆しは感じてたけど
 まさか全体が狂っているとは
 夢にも思わなかった。 
完璧に
おかしくなってしまったのです。
朝日新聞じゃないから
逆戻りはしないと
信じたいですね。

母親に偶然ひき殺される息子というPTSD解離時代の象徴的事件

茨城県の
トンネル内で
バイクを運転していた
無職男性(20)が
前方から来た
乗用車にはねられ
死亡しました。
乗用車を運転していたのは
何と!
母親(55)
町道のトンネルとはいえ
こんな偶然ってありますかね。
 ―あったのだから
 仕方がないですね。
PTSDを放置すれば
いつか
加害者になります。
小児虐待は
たまたまその母親の子に
生まれてきただけで
起こります。
母親は
目の前にいるから
(逃げずに
依存してくる
 弱い対象であるだけ)
虐待します。
密室だからではなく
母子の関係性の問題だと
この事件は
示しているように思います。
 ―密室だからって
 普通は虐待しませんからね。
極論を言うと
母親がこの世にいなくても
その毒が
子に十分及ぶ世界が
無意識の世界なのです。

『クリスマスキャロル』幻想のなかで癒えるPTSDの秘密

PTSD研究家翠雨の日記
英国の文豪
ディケンズの作品です。
魔の自己チュー人間である
主人公が
 ―PTSD解離人間
 人間として最も大事な
 「良心」や「真心」を
 解離してます。
クリスマス・イヴに
超自然的な体験をし
それがもとで
改悛する
物語ですが
PTSD研究家翠雨の日記
過去・現在・未来の
イメージを見る様子が
表現された作品です。
主人公が
けちん坊で冷酷な人間になるには
過去にトラウマがあったのです。
 ―いつの時代にもあるような
 ありふれた話です。
本人も忘れてますから
思い出して
涙しながら
退行の旅が始まります。
(その視座からみると)
今の自分が見えてきて
 ―変性意識にしないと
 (退行させないと)
 せっかく目の前に提示されても
 それが自分のことだと
 気づきません。
破滅する未来が
見えてきます。
 ―解離したままだと
 「大丈夫」と思います。  ←現実の否認
死の恐怖を感じつつ
防止できる不幸だと理解できると
人は改悛できるのです。
ちょっと
アジャセコンプレックス的でもあります。
 ―西洋人はエディプスの二元論コンプレックス
PTSDが癒える時の
秘密がここにあります。

ついに出た!PTSD性解離発言集『問題発言』

いろいろな
解離発言がありましたね。
 ―その一言が
 命取りという
 舌禍ですから
【解離】としか
言いようがありません。
PTSD研究にとって
ありがたいことに
1冊の本にまとめてくれましたダウン
$PTSD研究家翠雨の日記
ささやき女将
懐かしいですね。
私が選んだ
最大の問題発言は
コレですダウン
$PTSD研究家翠雨の日記
臨床心理学史上
最大の大錯誤だと
思います。
いつまでも
語り継がれるでしょう。

「象徴天皇像の極み」をミタ宮内庁長官をユング派はどう見る?

昨日
宮内庁長官は
「お見舞い行脚で
国民の苦しみを
苦しみとして
心通わせる
実践のなさりように    
象徴天皇像の極みを見る
思いがしました」
そう語りました。
象徴というものが
確かに
生きており
こころのケアという
ご公務に
その極みがあると
証言されているわけです。
発達障害という
象徴の使えないこどもが
増えていると
喧伝してきた
 ―統合失調症との区別も
 つかないなんて
 歴史に残るお馬鹿発言を
 当座会長の
 名誉教授がしてしまったし…あせる
今の日本のユング派の
考え方は
相当おかしいということに
なりますね。
 ―ジブリの考えとも
 合ってないし…

『家政婦のミタ』「無表情」は鏡の象徴

ただの家政婦に過ぎない
ミタさんに
「笑え」
「過去にこだわるな」
さらには
「お母さんになって」と
頼みながら
都合悪くなると
「ミタさんが来てから
この家おかしくなった」
出て行こうとしたら
「ちょっと待ってよ…」
ミタさんは
『あなたがたは
わたしにどうしてほしいのですか?』と
言うかわりに
みんなに
表現させ
全身で受け止め
跳ね返しています。
ミタさんは
鏡ですね。
鏡には
感情がなく
 ―好きなものだけ映したり
 嫌いなものは排除したりせず
 鏡に永遠に与えられた
 業務命令ですひらめき電球 
心的現実をありのまま
映します。
ありのままでよいのではなく
否応なしに見せられた
ありのままを
どうしたいのか
どうすべきなのか
みんなで考えたら
 
 ―長女の苦悩の表情が
 美しいなと
 私は特に思いました。
 SSRI呑んだら
 消えてしまい
 もったいない代物です。
機能不全家族が
解消しました。
 ―お父さんは
 どうしようもない人のように
 描かれていましたが
 苦悩しながら
 生まれ変わり
 子どもたちにも
 受け入れられました。
 自死遺族のトラウマが
 家族的無意識として
 記憶のなかに収まりました。
精神分析で言うと
投影でしょうね。
自分たちの問題なのに
治療者に
バンバンぶつけるんです。
 ―ミタさんが笑うとき
 みんなは泣いてました。
 哀しいからでも
 嬉しいからでもない
 言葉にできない
 気持ちを共有しています。
 陰陽的に
 興味深い対比です。
治療者は
タフでないと
 ―ミタさんの硬質のイメージ
勤まりません。
 
よくできたドラマですね。