朝日新聞『獅子頭』第七話 子どもとストレス 

二順と兄の大順は

雑技学校で
美人の
黄先生に

身体のテストを受けたようです。

よくわかりませんが
【柔軟性】を
チェックされているような

10分ほどのテストですが
二人にとっては
ちょっと
【痛い】テストでした。

息をとめ
歯を食いしばって
耐えてましたが

身体中から
ぽきぽき響く
関節の【怒り】を
ぐっと我慢しなければ
なりませんでした。

農村から
都会の
雑技学校に入学できるかもしれないと
いう期待があるから
我慢したのでしょう。

それどころか
こんな美人の先生の
近くにいられるなら
たいしたことはない
とさえ言っています。

無意識の防衛機制で言うと
【知性化】かな。

痛いけど
先生といられる
(技のためなら完璧ですが
7歳なので)

そう思って
ストレスに耐える。

耐えていると
平気になってきますからね。
看護婦さんが
血をみても平気になるのと
同じです。

そして
二順は合格
兄の大順は不合格

運命の分かれ道です。
二つの【順】のフセン
できました。

兄の性格は
すでに変化の兆しをみせています。

不合格のショックと
弟への嫉妬から
寝てる弟を一蹴りしますが
起こしてやっていることにも
なります。

いじわるに徹するなら
こうはなりませんから

兄なりに
ぎりぎりの
折り合いをつけながら
自分をなっとくさせているのでしょう

10歳でも
このくらいの
ストレス克服は
普通に【自力】
こなしながら
成長しているもの
なのでしょうね。

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