どうしてPTSDは否認されるのか

本当は
PTSDは思いのほかよくあちこちで発生していると思います。
心的外傷後ストレス障害のことだから。
ストレスなんてありふれたものの度合いがちょっと基準値をオーバーすると
知らない間に起こるわけで
この知らない間というのがまた厄介ですね。
ストレスを緩和しようとして
【解離(この場合は麻酔と訳したほうがわかりやすいでしょう)】が
起こる。
そういうのは無意識に処理されているから
意識的には平気なんですね。
でも不思議なおみやげがもれなくついてくる
「食べられない」
「眠れない」
「仕事にならない」
そして
「食べられないだけ」
「眠れないだけ」
「仕事ができないだけ」
と思う。
心的外傷(トラウマ)となるようなショックな事件は
思い出せないし、そんなのないと思う。
必要があって忘れてるのだから
思い出せるはずがない。
早く直したいから
できたら薬で治りたいと思うかもしれない。
しかし駅前のクリニックの自動ドアにたどり着くまえから
その人の診断名は決まっている。
『精神科医はシャーマンか?』 ←冗談でなく大昔はそうでした
うつ病とかバイポーラとか新型うつ病とか
流行の最先端の診断ではあるけど…
心理療法でも
傾聴せず、常識にとらわれたものでは
とてもPTSDにたどりつくことができません。
【知的障碍】【適応障碍】として
処理されます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です