ポニョの家出と創世記12章

主はアブラムに言われた。
「あなたは生まれ故郷
父の家を離れて
わたしが示す地に
行きなさい。

わたしはあなたを大いなる国民にし
あなたを祝福し
あなたの名を高める。

祝福の源となるように。

あなたを祝福する人を
わたしは祝福し
あなたを呪う者を
わたしは呪う。

地上の氏族はすべてあなたによって
祝福に入る

アブラムは
主の言葉に従って旅立った。
ロトも共に行った。
アブラムは、ハランを出発したとき
75歳であった。

―創世記12章―

75歳の老人に語っているのですから
これは実際の父親と離れるというよりは
父親の家で身についた常識を離れなさいと
いうことだと思います。

自己実現(個性化)するとき
常識がごろっと変わります。

フジモトはポニョがかわいくてしかたがない。
だから失敗して泣いているところを見たくないし
自分のそばから居なくなるのは寂しいから
ポニョを閉じ込める。

それでポニョは家出をするのです。

心理的に
(象徴的に)家出をすることは
大事なことです。

ましてや
DV家庭で
知らず知らずのうちに
身にしみこんだ常識は
家を離れて
1つ1つ解き放っていく必要
があります。

別天地で
生まれ変わって
活き活きと個性的に生きていくためです。

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