月別アーカイブ: 2010年2月

日本のルパン三世

小泉首相の名言
(これだけは迷言ではないと思う)
『人生には
上り坂もあり、下り坂もある。
そして マサカ! もある』
真坂かな…
これが本当の坂
ルパン三世は
五右衛門&次元と三つ巴
秘法を盗み出す。
PTSD克服の秘法も
適応するかしないかの二元論ではなく
(1か2かしかない世界)
第三の目(仏さんは目が3つ・イエスは2つ)が必要
ルパン三世は
無責任そうで無責任ではない。
馬鹿っぽくて馬鹿ではない。
いい加減そうでいい加減ではない。
情にもろそうでもろくない。
海外の原著のルパン≠日本のルパン三世
PTSD克服に二元論は無効です。

本日放映『ルパン三世 THE LAST JOB』と本当の自殺対策

朝日新聞のテレビ試写室からの案内
今日は
『ルパン三世 THE LAST JOB』
ナチスドイツの保養所だったところから
日本の国宝級の文化財【地獄如来像】が発見された。
【地獄如来像】はルパン三世が狙う【風神】の手がかりになる仏像で
強盗集団や忍者一族の子孫も狙っているので
【三者争奪戦】が繰り広げられます。

アニメのストーリーなんてのは
無意識に創られるのでしょうが
だからこそ面白いものがあると思います。
先ずは
ナチスドイツの保養所
いいところついてきましたね。
現在自殺者が減らない原因の第一にうつ病誤診があるのですが
本当にうつ病であるならば抗うつ剤が効くはずです。
それが唯一の科学的判断基準です。
脳内の異変としての指標は未発見です。
ナチスドイツがアウシュビツの収容所で実験してから
今日に至るまで不明なのです。
無意識のメッセージを翻訳しますと…
『その医療モデルを本当に正しいものと信じて大丈夫?』
あと
外国の歴史的場所から日本の国宝が発見されるというのも
なかなかです。
こころの病の研究は
日本独自のものもあるのですが、
海外からの輸入物が大部分です。
ドイツ人も日本人も同じ人間ですが、
体質や気質あるいはそれらを作り上げている文化が違います。
そこを不問にした診断や治療の間違いを暗喩しているような気がします。
『ドイツ人とアナタの違いは鼻の高さと足の長さの違いだけですか』
石川五右衛門は日本刀で次元大介は拳銃で
戦闘機や武装集団に応戦します。

『PTSDの威力は戦闘機並みですが、あなたは刀や拳銃しかもってないのですよ』
でも…
人間には【知性】があります。
ルパン三世のように
一見抜けているような無責任そうな
そういう視点が必要なのですね。
古くて科学的根拠に欠けるドイツ医学を信奉するような
石頭の無感動人間に合わせていたら
PTSDの人も無感動人間になります
(心的感染力の高さを特徴とします)
怠け者・ダメ人間・わがまま…
日本の物語の主人公はみなそう呼ばれます。
でもそのままで難題を解決するのです。
ルパンを見て考えましょう!

DV事件の理不尽さ

$PTSD研究家翠雨の日記

口筆で書画を描いている尼僧は
大石順教尼(1888~1968)である。

17歳の時、養父による一家6人殺傷事件にまきこまれ、
両腕とともに舞踊家としての輝かしい未来への夢も打ち砕かれた。

身体的な痛みはさることながら
どんなに心が痛かっただろう。
事件の衝撃や理不尽さを17歳の少女が受け止めることは
容易なことではなかっただろう。

宮城県石巻市の事件と大石順教尼の事件
40年という月日が経過しているが
PTSDの予防や治療には
あまり進展がない。

理不尽な目にあった被害者は
理不尽な目にあいながら
理不尽なPTSDと立ち向かう
この上ない理不尽の海に放置される。
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袋小路に入ったDV問題に付加される若年化

2010年02月10日早朝
宮城県石巻市の住宅に男が押し入り
室内にいた3人を刺し
女性を連れて逃亡するという凶行が発生した。

刺された3人のうち、2人の女性は死亡し、男性1人は軽症を負っている。

まもなく逮捕され、女性は保護された。

犯人はなんと18歳少年で
保護された女性との間に最近子どもが生まれている。
交際は破綻していたが
少年がストーカー行為をやめないので
DV問題として警察に相談しており、
少年は警察官から警告を受けている。

殺害されたのは女性の姉と姉妹の知人である。
この家にはほかに女性の母親と祖母が住んでいる。

少年を知る男性によると、
少年は母親と妹と3人暮らしで
「小、中学生のころからよくけんかをするなど、カッとなりやすい性格だったが、
最近は大きな問題事件は起こしていなかったとのことである。

DV問題の解決に何の進展も見られないなかで
18歳少年による事件まで起こってしまった。

保護された女性の精神的負担は限界を超えているだろう。
①(事実上の)結婚が破綻したショック
②これからの人生を考えるストレス
③日常的な押しかけによる多大な心的ストレス
④事件によって味わった恐怖感
⑤姉と友人が殺害されたというショック
⑥犯人が子どもの父親であるというショック

精神的な意味においてもしっかり保護してあげてほしい。
彼女もまたPTSDに立ち向かっていくという
大変な負荷を負わされてしまった。
何の落ち度もないのに
理不尽さがDV問題の本質である。

犯行は【解離】によるものだろう。
自傷・他害にはいろんなパターンがあるはずだが、
【模倣】されるのがこの国の現状だから
袋小路に入ったDV問題が
若年化という問題も抱えていく前兆を感じずにはいられないこの事件の加害者が
【解体工】であったというのは
【象徴的】な気がする。

単なる妄想であってほしい…
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サスペンスドラマの終焉

グーグルニュースから
平野洋子さん死去(元「旅荘船越」おかみ、俳優の船越英一郎さんの妹)
 平野 洋子さん(ひらの・ようこ=元「旅荘船越」おかみ、俳優の船越英一郎さんの妹)7日午前7時15分ごろ、神奈川県湯河原町の「旅荘船越」の離れで首をつっているのを家族が見つけた。47歳。神奈川県出身。葬儀は既に営まれた。
 父で俳優の故船越英二さんが始めた旅館の名物おかみとして活躍したが、うつ病のため昨年10月に同旅館を廃業。著書に「梅一夜」がある。(2010/02/11-18:52)

サスペンスドラマの船越英一郎さんの妹さんですね。
本当の【うつ病】というのは
内因性の病で抗うつ剤が効くはずなんですよね。
症状は寝たきりレベルの心的水準のはずですから
半年前までおかみが務まってたはずがないですね。
年間3万人の自殺との関係を推理しなければいけません。
犯人を崖っぷちに追い込むサスペンスドラマは…
言われてみれば
少々マンネリ化の感がありますかね。
そろそろポニョを見習う必要があるのかな。

雅子妃は適応障害なのか

雅子さまについて
身近な人たちからよく聴かれる。
「結局のところ… どうなの?」
「仮病なんでしょう?」
今月5日宮内庁によるご病状の発表があった。
診断名は依然として
【適応障害】
適応障害は【不登校】【摂食障害】という診断名同様、
症状をそのまま言ったに過ぎない診断名で
原因を不明(【否認】)にした診断名である。
しかも【不適応】を意味してしまい
なんだか失礼な感じがぬぐえない。
仮病扱いされるのもこの診断名のせいではないかとひそかに思う。
雅子妃は以前、
海外からの【うつ病疑惑】に対して
「私の脳からは脳内モルヒネのようなものが多く出ております」
と気丈にしかも客観的学問的に否定しておられた。
うつ病否定にこれほどインパクトのあるわかりやすい解説はない。
専門家でも【新型うつ病】と誤診するのに
さすがとしか言いようがない。
朝日新聞の解説によれば
『適応障害は通常、心に深い傷を負う体験など原因となるストレスがあって生じるもの』
である。
ならば…
PTSDを疑うべきだろう。
トラウマの原因はプライバシーに関わる問題なので
対外的には不問にすべきだが
単なる【適応障害】との診断は
【PTSD】を【否認】しがちで
本来すぐ回復するはずの【適応障害】の療養長期化の一因と推測される。
すぐ回復するはずの適応障害が長期化するから
性格の問題にされてしまうのである。
本当に性格が悪い怠け者ならば
バッシングされないように要領よく振舞うだろう。
アリバイ公務に徹すれば事足りるのである。
(介護施設でもよくアリバイ面会をする家族がいる~ちゃんと面会に来ていますというアリバイのため、本人には面会せず、職員に菓子折りを届けて帰る手口)
苦しみのなかでも、真摯にPTSDと向き合おうとする正直さが
バッシングの素材にされている。
しかし…
写真というのは
正直なもので
PTSDの問題の所在を如実に現している気がする。
PTSD研究家翠雨の日記
普段拝見する写真の雅子妃は
所在無さと当惑に満ち溢れているが、
阪神大震災の追悼式では
療養前の目力を取り戻しておられる。
PTSD研究家翠雨の日記
この写真では涙しておられ
健康的な情緒が損なわれていないことを示している。
確かにうつ病はありえない。
さらに言えば
PTSD罹患者は同じPTSD罹患者の気持ちが痛いほどわかるものである。
この式典での表情と他の公務の場面でのそれとの違いは
そこにある。
適応障害やうつ病はPTSDの誤診の可能性が高い。
雅子妃の苦しみは【象徴】的現象であると思う。

いつか、きっと 「マサカ!」ってことが起こる

日経ビジネスオンラインでみつけました。
たとえその判断で恨まれたとしても、リーダーの究極の役目は、行きと同じ人数で隊を帰すことです。内輪揉めで死ぬことはないが、一時的に他人の気を引くような間違った判断は命取りになる。エベレスト遠征ではその経験に学んで、恨まれ役に徹しました。
田部井 淳子 登山家

私も憎まれ役に徹しよう。
間違った流れに
全身全霊で思いっきり抵抗した跡だけは残そう。
何かと問題の多い小泉元首相も
1つだけ名言を残した。
安部元首相が
突然こともあろうか
政権を投げ出した時
つまり【解離】を起こしたトキ
言った言葉
『人生には
上り坂もあり、下り坂もある。
そして マサカ! もある』

理不尽な事も多い世の中だけど
マサカ!もあります。
皆さんがんばりましょう!

『食堂かたつむり』もPTSD物語

PTSD研究家翠雨の日記

柴咲コウが演じる女性は
蓄えを恋人に奪われ
失語症になって
実家に舞い戻り、
離れを改装して念願の食堂を始める。

失語症の原因はショックな出来事ですから
PTSDの物語ですね。

失語症は…
器質的に問題があるわけでもなく
言葉を覚えられないから話せない【知的障害】のではないので、
【解離】ですね。

消えた診断名【ヒステリー】の症状は
失立・失歩・失声  ~何かができなくなってしまう。
意識を失うなどです。

PTSDは昔ヒステリーと呼んでいたものだと思います。

世の中にPTSDが多いのだと思います。
うつの物語は、最近ないですね。
本当は、実際にも珍しいんだと思います。
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DV事件の理不尽さ

$PTSD研究家翠雨の日記
口筆で書画を描いている尼僧は
大石順教尼(1888~1968)である。
17歳の時、養父による一家6人殺傷事件にまきこまれ、
両腕とともに舞踊家としての輝かしい未来への夢も打ち砕かれた。
身体的な痛みはさることながら
どんなに心が痛かっただろう。
事件の衝撃や理不尽さを17歳の少女が受け止めることは
容易なことではなかっただろう。
宮城県石巻市の事件と大石順教尼の事件
40年という月日が経過しているが
PTSDの予防や治療には
あまり進展がない。
理不尽な目にあった被害者は
理不尽な目にあいながら
理不尽なPTSDと立ち向かう
この上ない理不尽の海に放置される。