静岡DV被害を相談しながら死亡した女性に学ぶ現場の問題

静岡県御殿場市で
久松紘子さん(26)が
遺体で見つかった事件で

久松さんが行方不明になる前に
児童相談所に
「夫からDV(配偶者等暴力)を受けている」
などと相談していたことが
分かった。

 
県警御殿場署捜査本部は
遺体が発見された
空き家の家主でもあった元夫(43)
=詐欺罪で起訴=が

事件に関与しているとみて
事情を聴いている。
 
町役場によると
久松さんは2月3日
同県の東部児童相談所に

「夫(当時)からDVを受けている。
逃げたい」

「子供だけでも保護してほしい」
などと相談。

同相談所は
久松さんが当時住んでいた
清水町役場に話をするよう勧めたが
久松さんは町役場には来なかったという

推測の域を出ませんが、
被害女性がよく誤解されることについて
書こうと思います。

「相談を断ったんでしょう」とか
「DVシェルターあるでしょう」
という非難めいた言葉です。

本人が聞いたら
二次被害になるような
誤解です。

DVシェルターの運営方針というものが
ガチン!と決まっていて
町役場の対応などは
そこから逆算されマニュアル化された
対応になっています。

町役場に行けば
DVシェルターがどんなところか
勘のいい被害女性は
なんとなく気づいている
ようです。

気づいた上で仕方なく
流される場合も
多いと思いますが

そんな人達が
そう教えてくれました。

「ふりかえってみれば
はじめから…
そうだったよねぇ」と。

私はいつも
代わりに謝ります。

情報社会ですから
最近はどんなところか
知って行かない選択をする人も
多いようですよ。

そこを行政はつかんでいないと
思います。

つかんでくれたら
芋ヅル式に
心理療法もよくなるのになぁ
と思います。

虐待で逮捕された母親が
相談を途中で中断していた事件も
おそらくは
同じことでしょう。

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