『車輪の下』にみる子どもの自殺と変死

自殺者の増加で
医療問題が注目されるように
なったのですが

自殺者数はもっと多いと
考える人が多いです。

日本には
年間15万人の変死者が出るそうですが

WHOによりますと
大体半分は自殺だそうですから

単純計算すると
自殺者は年間10万以上と
いうことになります。

変死を自殺扱いするなんて…と
思われる方は
ヘルマン・ヘッセの
『車輪の下』を思い出してください。

PTSD研究家翠雨の日記

主人公ハンスの
繊細なたましいは

幼少期の大切な時期を
文字通り大人達のエゴという
「車輪の下」に踏みにじられ

傷つけられ
精神の平衡を乱し

飲みたくもないお酒を飲んで
水辺にふらふら近づき
溺死しました。

現実には
こういう意識状態での自殺が
多いのではないでしょうか?

昨日大阪では
10歳男児が線路に入り込み
頭蓋骨折の重態になりました。

お話では
ハンスの不幸に手を貸したことに
全く無自覚な牧師や校長や父親が
問題視されているのですが

平成日本でも
専門家と呼ばれる人たちが
よってたかって
子どもたちを虐待していて

無自覚です。

おそろしいことですが…

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