人身売買被害で機内赤ちゃん遺棄女性のこころのケア

12日
旅客機のゴミ箱に
捨てられていた赤ん坊は

30歳のフィリピン女性の
子どもでした。

人身売買により
中東で働かされたあと
帰国が叶ったが
親類に知られたくなかったので
捨てたようです。

人身売買という
社会悪が諸悪の根源なのに

人身売買に送り出した
親類の目にも脅かされるなんて
ひどい話です。
 ―こういう構図普遍的ですね。
  罪悪感の否認でしょうか?

女性は
赤ん坊との面会を
望むように
心境が変化したようですが

トラウマを抱えたまま
トラウマそのものの
子どもと生きていくのは
至難の業でしょう。

といって
母子を引き裂くのも
いかがなものか…

こころのケアがあれば
よいのですが。

DV離婚したある女性は
寂しそうに
「目が開いてると私に
 閉じると主人に似てるんです…」

安定した親子関係のように
見えましたが
一抹の不安があることを
教えてくれました。

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