月別アーカイブ: 2010年9月

『チャングム』第三十三話  教授のトラウマ

妙に厳しい教授がいます。

特にチャングムのように
目の前に苦しむ人がいたら
助けようとしてしまう人に
厳しいです。

 ―ここに来る前
  誰も治せなかった胃病を
  料理で治したことを
  とやかく言います。
  薬を使ったわけでもないのに…

医者としての品位がないとか
やめてしまえとか

成績はダントツ
稀な正義感をもつチャングムに
不合格を突きつけ
あきらめさせようとします。

誤診で
人を殺したことが
トラウマになってるようです。

誤診を反省するのは
大事ですが

トラウマの分析が不徹底だと
やみくもに
気難しくなるようです。

あつものにこりてなますをふく
 ―熱い物食べてやけどして
 酢の物みたいな冷たいものでも
 ふーふー冷まして食べる。

ですねニコニコ
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神棚に象徴される日本人のリセットの秘策

$PTSD研究家翠雨の日記
なかにあるご神体は
ですよね。
スサノヲの暴れ方にショックを受けて
ひきこもった
ポリアンナ症候群の
アマテラスの
リセットの
きっかけになったのは    ←ポリアンナやめました
鏡を見ることでしたひらめき電球    ←本当の自分
(日本で最初に鏡を見た人です)
他の宗教の神のように
崇めたり
信じたりする対象ではなく
観察する対象です。
しかも各々のこころです。
こんな宗教は他には
ないでしょう。
なんて心理学的
そして科学的なんでしょう叫び
仏教にも
【観無量寿経】って    ←悠久のいのちの観察です
あります。         (集合的無意識)
そこに日本人のコンプレックス   ←陥りやすいトラウマ
書かれてますよ。

『チャングム第三十三話 ストレス

気難しい患者さんがいます。

慣れない研修生には
(迷惑でしょうが
学ばないと医者になれないのです)

「いつまで脈とってるの!  ←心理テスト多いですネ!
私は病人なのよ!」

触診には
「痛い!」   ←会うのが苦痛になる治療家いますネ!

身体には触れにくいので
恐る恐る
<いつから痛みますか?>
<どんなときに痛みますか?>  ←本当は聴かないとわかりません。

「いつも痛いわ。
特に…が来ると
急に痛くなるわ。
私を憎んでて…」

【七精鬱結】と診断され

【分心気飲】を処方されてました。

ストレスの考え方
大昔からあります。

ストレスから起こる病気を
PTSDと言います。  
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言葉が出てこなくなったからって失語症とは限らない

失語症は
脳卒中や交通事故をきっかけに
脳の言語中枢が
傷つくことで
発症します。
聞く・書く・読む
計算
する能力にも       
支障が出ますから

レジでの支払い
電車に乗る
ような
日常生活がしにくくなります。
なんと60歳以下にも
増加しているとか…叫び
   
        …
似たような症状があっても
脳卒中や事故による転倒など
原因がない場合は
失語症では
ありません。

失立・失歩・失声・失明・失神は
 ←ヒステリー症状にもあります。
  今はPTSDと呼びます。
学習障害や発達障害
認知症とみなされることもあるでしょう。
学校に行けなくなっても
会社に行けなくなっても
不思議ではありません。
何かショックな出来事があって
部分的な機能障害が
起きているのです。
根本原因である
ショックを癒せば
機能は元に戻ります。
器質的疾患か心理的疾患か
先天的疾患か後天的疾患か
区別は常識でしたが
今はいい加減な専門家が
多いですから
自己分析も必要です。
生死の分かれ道です。

「面倒だった」で済ませられるのは解離現象かも

奈良で
妻の遺体を
自宅に放置した
77歳
「死亡届などの手続きが
面倒だった」
6月20日  ←ちょっと寂しい話
亡くなったそうで
アパートのベランダの
シートの上での放置    ←隠すつもりは感じられない…
この猛暑
大変なことになってたと
想像します。
面倒で済ませてしまうのは
【解離】かもしれませんね。
  ―この際
   認知症との診断でもいいですから
   保健所のフォローも
   なかったのでしょうか?
ご近所の方々には
ご老人が多いのでしょうか。
暑くて
冷房の利いた部屋に
閉じこもってたのでしょうか…汗

自衛隊病院医療過誤死亡事件とPTSD問題

亡くなったのは

陸上自衛隊久里浜駐屯地の
男性1等陸尉(44)

頭痛を訴えて

検査入院し

脳に血液を送る
左椎骨(ついこつ)動脈の
解離性動脈瘤と診断され

その部分への
血流を遮断する手術を
受けましたが
容体が悪化し

場所の間違いに気づいて ←正常な部分をクリップで留めた
やりなおしましたが
手遅れで
死亡しました。

   …

脳に器質的障害がある場合でも
こういう危険性が
あるのです。

ましてや
トラウマから発生する
こころの声を      ←存在の源からの声
(動脈瘤)を
クリップで留めるようなことをしたら

脳自体が
破壊されてしまいますよ。

そうなれば
人を刺しても
列車に飛び込んでも
なんら不思議ではありません。

PTSD研究にとって
なんだか象徴的な事件ですね。
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宗介のつくりかた ~NHK五歳児の富士登山

毎年夏

5歳児(年長組)が
富士山登山に挑戦する
保育園があります。

教育方針は
「身体を動かすこと」        ←あたまでっかち防止

園庭の裸足教育をはじめ  ←自分の足の裏で大地をつかむ
一日中、身体を使って遊びます。   ←本当の意味での瞑想

今年30回目を迎えるのが
『卒業記念登山』

保護者も一緒に登りますが
自分の子に
一切手を貸してはいけません。

子どもたちは
一列の隊をなし
自分の力で
日本一の山の頂を目指します。     ←日本一を超えるドキドキ

過酷な山に挑むことで
互いを見つめ成長します。       ←わがままにはなりません

  …

ポニョの自己実現を助ける
宗介も5歳

監督は
5歳児を主人公にしてよいものか
それで物語が成り立つのか
危惧したそうです。

でも大成功!

5歳の子のまっすぐさ
純粋な目が
今一番大事なのです。

PTSDの傾聴にも
大事な視点です。

いらんことばっかり
言う人多すぎるから…
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君が代斉唱賛否両論という名のトラウマ

独立200周年を迎えた
チリでは

サンホセ鉱山の落盤事故で

前月5日から

地下630メートルに
閉じ込められている作業員33人も
チリ国民と一緒に

国歌を斉唱しました。

  …

どんな国歌なのでしょうね。

日本の国歌は
神道的な世界観を表現した
壮大な
美しい調べです。

しかし
戦争で日の丸とともに
独自の狙いをこめて
マントラ化されたためにドクロ

そして
その失敗の結果として
多大な心身に及ぶ
トラウマを植えつけられた
ために

表象化され      ←こころが動かされてしまう

普通の日本人は
年代を問わず

君が代斉唱の際に
言語化しがたい
複雑な感情を    ←戦争コンプレックス
刺激されるように
なってしまいました。

日本人が
いつか
無心に
君が代を歌えるようになったとき
(もう国境もなくなってるかも…)

こころのケアも
適切に自然に行われるように
なっているでしょう。

そして
こういう仕事につく人も
随分減り
こういうブログ書く人も
消えているでしょうニコニコ
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フランス男性でも今はポニョ精神なんだから!

事故で失った
手足に人工ひれをつけ

イギリス海峡横断のために
英フォークストーンを
出発する直前の
フランス人男性
フィリップ・クロワゾン(Philippe Croizon)さん
です。

凄いです叫び
こんなことが可能とは…あせる

人魚姫は
足が欲しいと望み
薬の副作用で
声を失いました。       

王子さまに声がかけられず
海の泡と化しました。     ←西洋人の自己実現モデル    

ポニョは
「足が欲しい!」と念じ
生えてきた足で
お父さんに閉じ込められた
海の底の家から
崖の上の宗介の家まで
駆け上がりました。      ←日本人の自己実現モデル

常識なんてクソくらえ!

気概が大事です。
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