伝統的な行事【とんど】の集合的無意識的意味

もうすぐ一月も
おしまいですが
成人の日なんかに
【とんど】が
あちこちで
行われました。
お正月飾りなんかを
燃やす行事ですね。 ←火気
33本の青竹を
 ―竹やひょうたんのように
 内部が空洞のものは
 火の象徴です。
 かぐや姫(輝く姫)は   ←男性は光る源氏
 竹のなかで発見されました。
角錐に組み
 ―陰陽五行説では
  3は木気です。
 【木生火】で
 火を生かすのは木です。
わらを一把ずつ
縄でくくりつけ
★年男年女たちが
 ―干支は陰陽五行から
氏神さまからもらった
★火を
★八方から
点火します。
 ―八方ふさがりは
 困りますね。
 八卦は世界です。
 昔は
 「よく燃えた」から
  豊作で家内安全だとか
  占ったそうです。
 火はお天道様でも
 ありますからね。
そして
燃え残りの竹を
持ち帰り
かまどの火種にしたそうです。
象徴的な火
現実につなごうとする
考え方です。
平常底
 ―現実と非現実
 意識と無意識
 現在と過去
 ミクロコスモスとマクロコスモスは
日常でつながっているという
発想です。
そういう視点に立って
ものごとを考えないと
人間は狂いますから
地球上どこでも
そういう哲学があるのです。
陰陽五行説に基づいた
強迫的なまでの
あてはめをするのは
そこにトラウマがあるので
忘れないようにしながら
癒そうとしているからです。
 ―昔の日本人は
 中華思想に
 死ぬほどのショックを受けたのです。

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