第二の加藤智大を出さないために大事なのはPTSD予防

極刑が言い渡されたわけですが
事件を語り継いできた
被害者の元タクシー運転手
湯浅洋さん(57)は
やるせない思いを募らせながら
「分からないことがたくさんある。
第2、第3の加藤被告を生まないために
いろんな人に考えてもらいたい。

今後も経験を語り続け
加藤被告本人の話も聞きたい」
理不尽な目にあった被害者は
納得ゆく答えが見つかるまで
事件を封印できないものです。
 ―辛くなかなか報われない作業ですが
 ユングは
 哲学的忍耐力が必要だと書いています。
一方
加藤被告は
事件の背景として
小さい頃の母の育て方が影響した」と語り
判決も
母親の虐待とも言える養育によって
人格にゆがみが生じた
」と指摘しているのですが
父親(52)は
被告の発言について
「後付けの理由のように思う。

よそさまと比べて
教育がそれほど違っていたとは思いません」
「子供のことは妻がやると決めていて
口を出すのは良くないと思った。
ただ、どこの家庭にもあることでは」と
話しています。
虐待環境はPTSDを生むのに
 ―感覚的に
 親ならわかると思います。
★それを止めもせず
★「どこにでもあること」と
否認しています。
家庭が自由で保護された環境に
なかったことが
事件の背景にあるのはあきらかです。
無差別殺人の背景には
判で押したような
こころの傷があります。

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