「週刊少年ジャンプ」ですね。
ジブリも外せない
隠れた精神構造の【元型】があります。
―飛ぶこと
場当たり戦
場を見極めないと
場当たり的に堕する。
西田哲学は
場の哲学です。
『あのテンポの良さが魅力』
『友情と離別の物語が面白いんだ』
―PTSDは反応や響きを
好みます。
自閉症のエコーラリアとか。
ポニョを助ける宗介は
一瞬で判断し
認知症に見えるトキさんを信じて
飛びます。
すると街を水没させる恐ろしい
水魚(無意識)が
味方に変わります。
★凄く売れている
―単行本60巻までの
累計発行部数が2億部を突破
★【象徴化】
―ゲームやフィギュア
タレントがキャラのコスプレをして
雑誌の表紙を飾る。
★象徴の証としての投影的同一視
―浅い知識を自慢げに開陳し
一家言ある風を装いたがる
矢口真里
なんて書かれてます。
象徴に触れると
みんなこころが動かされるんですね。
軽躁的になります
強い信念や決意を表明するための
”名言”をことあるごとに
絶叫してみせる主人公に
心的感染してるのです。
★『ワンピース』批評のタブー化
―ベストセラーにはつきものの
本格的な批評や評論がほとんどない。
ある種の宗教みたいです。
★はまる
―モデル佐藤ありさ
「感動できるエピソードが
続々と出てきてハマっちゃう」
ハマるには
ハマる場所が必要です。
★手の内がわからない
―敵を倒すための努力や
勝つための戦略があるようには見えない。
見えたら興ざめですが
無我の構造です。
知ってりゃ嫌でも見えます。
やはりベストセラーは
【象徴】をおさえているものです
月別アーカイブ: 2011年3月
福島原発急性ストレス障害で「アラーム故障」と誤認し3人被曝
危険な作業であるとの
認識は
みなあったはずです。
―相当な覚悟の上で
入ったはずです。
普通なら逃げ出したくなるような
恐怖心を
コントロールしていたはずです。
驚くべきことは
アラームの無視です。
―アラームが鳴れば
退避する決まりです。
「故障していると思った」
アラームの音に
驚愕したのだと思います。
―緊張の糸が切れたのです。
そんなとき
無意識は
いくつかの防衛機制を
駆使して
「大丈夫」と感じさせます。
―脳内麻薬のようなものです。
誤作動です。
作業能力と恐怖心の【分離】
都合のよい妄想による【合理化】
あたりでしょうか?
これからは
そういうことがあると
心理的知識をしっかり入れて
危険に当たらねば
なりません。
警備会社なんかでも
案外こういうことが
あります。
―なんのために警報機代を
払っているのかわかりません。
大震災ショックで【象徴】実在の確認 ~米誌が日の丸にひび
米誌
ブルームバーグ・ビジネスウィーク
最新号の表紙です。
ニューヨークの日本総領事館は
「(東日本大震災の)被災者
救援や復旧に当たっている日本国民
協力を惜しまない
多くの米国民の心情に照らしても
不適切だ」として
抗議しました。
日本の国の象徴ですからね。
― 見ると
言語化できないきもちが
沸き起こるのが
象徴です。
連帯を復興への信頼の表現と
強調されても
亀裂に見えてしまうのですね。
―投影が起こります。
妙にふかーく
言語化できない痛みを
感じるわけですね。
象徴はやはり生きているなと
思います。
狭い国でありながら
バラバラに見えて
日本という国が
精神的にも
存在しているのだなとも
思います。
PTSD関連の
表現や発信は
難しいですネ。
デリケートな問題ですから。
大震災ショックでPTSD理論が日本人の腑に落ちる
地震酔いしながら
半ば煽られ辟易しながらも
同調圧力により
露骨に言えず
無用な辛抱もし
あるいは
純粋にこころを痛めながら
―このバランスは
人それぞれですが
日本中が思索しています。
―させられている。
講義をしていて思うのは
PTSD理論が
妙に腑に落ちだしたという
現象です。
★PTSDはうつ病ではないこと
★発達障害ブームが
本当にばからしい現象であったこと
★PTSDには
薬物療法や
認知行動療法が無効であること
★普通の人も
PTSDを知らねばならない
時代であること
一気に
あますところなく
理解しています。
★イジメを指摘しても
否認していたような人たちが
急に改心しています。
人間は変わるし
変わるときには
とても変わるもののようです。
アルコールや薬物でPTSDは悪化する
何年か前の
朝日新聞からの切抜きです。
つらい記憶は
―DVやいじめの環境
PTSDの諸症状と
考えてもよいでしょう。
アルコールでは
―抗不安薬も同じでしょう。
解決できなくて
むしろ悪化させると
いうことを示したものです。
普通は
つらい記憶が再現されても
今の感覚でそれを吟味し
日々意識を作り変えてゆきます。
―ねずみさんは逃げられませんが
人間の場合は
(監禁でもされていない限り)
逃げ出す選択肢もあります。
子どもなら家出したりします。
(非行あつかいされ
危険な目にあうこともあり
奨励されませんが)
大人ならDVシェルターがあるでしょう。
(これも根本的解決にはなりませんが)
逃げられないにしても
ストレスを少しでも
軽減しようとします。
しかし
アルコールは感覚を鈍磨させますから
―抗精神病薬
タバコやシンナーも
記憶が純粋記憶として
経験されます。
トラウマの再演となり
自分の今までの
知識や経験で癒そうとするので
突破口がふさがれるのです。
そんなことを
繰り返しているうちに
『星の王子さま』に出てくる
ヨッパライのように
始めから
「忘れるために呑む」ようになります。
薬害が心身どころか
脳も蝕みます。
―作られた器質障害
ここからは
なかなかぬけられません。
★はじめから使わない
★気がついたらやめる努力をする
それが大事だと思います。
今日講義中に気づいたのは
電気ショックと抗精神病薬のセットは
至上サイアクであるということです。
―思考能力を奪い
絶望させます。
絶望は死に至る病です。
本人の完全否定により終われなくなった桜塚やっくん書類送検事件
容疑を認め
示談が成立したと報じられていますが
本人は
今回の報道について
「正直驚いております。
事実無根の内容が
一部報道されていて
ショックを隠し切れません」
「本当にこの酷い誤報道には
ものすごく残念に感じております。
またそれを信じてしまうであろう方々には
非常に悲しい思いで一杯です」と
誤報だと主張しています。
本当なら
大変な名誉毀損であり
ショックだと思います。
続報を待ちたいと思います。
―そのなかに
PTSDコンプレックスが
潜んでいます。
地震酔い1つとっても複雑な被災地のこころのケア
昨日夕方には
余震とみられる
強い地震があったそうです。
宮城県石巻市では
震度5弱を観測されています。
北海道から関東の広い範囲で
震度4~1の揺れを記録
M6以上の余震は
60回目とか
言葉を失います。
本来は
適応すべきではない環境に
適応することを
余儀なくされているわけです。
★身体が
戦闘態勢になった
地震酔いは
★被災地の外の
地震酔いと違い
不要なものでも
必要なものでも
ありません。
いつものこころのケアより
ワンランクアップした
対応が求められていると
思います。
―二元論では解けない。
行動療法や説得療法は
二元論です。
不眠や不安感を抱えながら
仕事に行くにはどうしたらよいか?
子育てをするにはどうしたらよいか?
「無理です」ではなく
そこを考えねばならない
時代の到来です。
第二の加藤智大を出さないために大事なのはPTSD予防
極刑が言い渡されたわけですが
事件を語り継いできた
被害者の元タクシー運転手
湯浅洋さん(57)は
やるせない思いを募らせながら
「分からないことがたくさんある。
第2、第3の加藤被告を生まないために
いろんな人に考えてもらいたい。
今後も経験を語り続け
加藤被告本人の話も聞きたい」
理不尽な目にあった被害者は
納得ゆく答えが見つかるまで
事件を封印できないものです。
―辛くなかなか報われない作業ですが
ユングは
哲学的忍耐力が必要だと書いています。
一方
加藤被告は
事件の背景として
「小さい頃の母の育て方が影響した」と語り
判決も
「母親の虐待とも言える養育によって
人格にゆがみが生じた」と指摘しているのですが
父親(52)は
被告の発言について
「後付けの理由のように思う。
よそさまと比べて
教育がそれほど違っていたとは思いません」
「子供のことは妻がやると決めていて
口を出すのは良くないと思った。
ただ、どこの家庭にもあることでは」と
話しています。
虐待環境はPTSDを生むのに
―感覚的に
親ならわかると思います。
★それを止めもせず
★「どこにでもあること」と
否認しています。
家庭が自由で保護された環境に
なかったことが
事件の背景にあるのはあきらかです。
無差別殺人の背景には
判で押したような
こころの傷があります。
PTSD解離性暴力への対応も必要になってきた被災地こころのケア
岩手県釜石市では
ガソリンスタンドで
客から
従業員への暴力行為が
増えています。
ガソリン不足による
イライラが昂じたようで
腹を立て
キレてしまう被災者も
いるようです。
「従業員が襟首をつかまれた」
「罵声を浴びた」
「石を投げ込まれた」
「お客さんに囲まれた」
「看板をけられたことがある」との
訴えが相次ぎ
列への割り込みで
客同士がけんかすることもあり
市は警察にパトロールを要請したりも
しています。
気持ちは重々わかりますが
辛抱に辛抱を重ねた
―東北人の辛抱は
我々の辛抱より
はるかに壮絶です。
他の被災者の方々にとっては
その様子を見聞きすることが
多大なストレスになりますから
自粛してもらうしかないと思います。
―もちろん暴力的になった方々への
対応も必要です。
こころのケアは
★一律には行なえず
★難易度も日々レベルアップ
★多様化
しているようです。
派遣された方々の
健闘を祈ります。
2007自宅籠城警察官射殺のDV事件は計画性が認められず無期懲役に
愛知県長久手町で
元暴力団員(54)が
元妻に復縁を断られて
トラブルになり
通報で自宅に駆けつけた
警察官や
長男、次女に発砲して
重傷を負わせ
元妻を人質に籠城
取り囲んだ警察官に発砲し
特殊急襲部隊員の警部(当時23歳)を
射殺した事件で
上告審があり
無期懲役になりました。
「犯行に計画性があったとは言えない」が
死刑判決にならなかった
理由です。
場当たり的であると
認められたわけです。
DVや解離犯罪が
―キレやすい性格
PTSDであると認められるのは
もうすぐでしょうね。