『かぐや姫の物語』を支えるポニョ的女童のPTSD治療的存在意義

朝日新聞朝刊一面に
『宮崎駿
続・風の帰る場所』の広告が出ています。
ポニョや風立ちぬから
引退宣言までの
5年間のことを
扱った本のようです。
 ―私のジブリ歴はここだけ
「2008
初めて人間に憧れる
主人公を描く」
ポニョのことですが
かぐや姫ともカブリます。
 ―輪廻転生的表現かも
ブリュンヒルデという
本名を持っていましたが
崖の上のポニョに
変身しました。
考えてみれば
日本人は
人生の節目で
 ―死と再生
  イニシエーション
儀式をして
名前を変えてきました。
 ―今はそれがないから
 発達障害的になる。
ポニョの元型
半神ワルキューレは
神々の長女ですが
かぐや姫も
月の王の娘です。
 ―人間は2つの世界
 2種の親を持ちます。
ポニョの母は
海のような人で
父親は
人工的で胡散臭い
存在ですが
 ―水の研究は
 無意識の研究だから
 臨床心理学者の比喩ではないかと
 思う。
かぐや姫の物語では
翁はだんだん世俗的になり
かぐや姫を苦しめますが
媼はかぐや姫に寄り添い
保護しようとします。
 ―母性と父性
ワルキューレは
羽衣を持っていて
それを男性に奪われたり
 ―羽衣伝説
白鳥に変身したり
 ―ヤマトタケル?
いろんなバリエーションを持った
象徴的存在ですが
かぐや姫は
羽衣性を
奪われそうになりながら
 ―集合的無意識の俗っぽさによる
 変容妨害
常識を超え
本来あるべき場所に
行きました。
$翠雨PTSD予防&治療研究所
かぐや姫の物語なのに
なぜか童女のグッズだらけなのは
よく見れば
ポニョ的で
大事な存在なのでしょう。
作品中では地味な存在ですが
お地蔵さん的に
かぐや姫に寄り添っています。
世に住む
月の人で
 ―淡々としてわずらいがなさそう。
陰陽的な存在です。

『かぐや姫の物語』を支えるポニョ的女童のPTSD治療的存在意義」への2件のフィードバック

  1. まきりんこ

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    今日、指人形セットを映画館に買いに行ったのですが、売り切れでした(>_<)
    童女のキャラが、ストーリーの中ですごくかわいくて、淡々とかぐや姫に寄り添い仕事をこなしている姿に、自立した女性だなぁと思いました。
    自分を受け入れてると感じられるところに自信ってなんだろう(特に美人でもなく)と思いました。

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  2. 翠雨PTSD心理学研究所

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    PASS:
    >まきりんこさん
    ジブリの回し者ではないのですが、パンフレットとかに書いてあるネット会社で注文したら宅配してくれますよ。
    童女は適当に公私混同しつつ自立しててなんか不思議な存在ですよね。
    作品を観たら、ぬいぐるみもかわいく見えてきました(*^▽^*)

    返信

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