『千と千尋の神隠し』『かぐや姫の物語』PTSDを癒すセルフのパワー

千尋が
失意の時         ←実は尋牛
 ―解離せず
 きちんと失意 
川向うに
天国のような神々しい世界が
浮かび上がり
こちらに
迫ってきて
 ―大きな船でした。
神々が降り立ちます。
 ―八百万の神々
 (セルフ)
 三つ巴のマークもたくさん飛んでいて
 陰陽五行説が強調されています。
ただ通り過ぎるだけですが  ←見跡
 ―自力をつくさないと
 他力は働かないから
 
 これからこき使われる。
その圧倒的なパワーと
沖縄民謡調の音楽に
 ―琉球は中国に近いですからね。
『かぐや姫の物語』で
天人がやって来るシーンを
思い出しました。
 ―普通の人と順序が逆


仏教的なイメージに満ちています。
人間の計らいを超えて
有無を言わせず
迫って来る
圧倒的な感じが
セルフの働きだと思います。

千尋が
湯婆婆の部屋に引き寄せられるときも
こんな感じでしたね。
 ―昇天じゃなくて
 召命であり
 これからの時ですが
外界に「消えろ!」と言ってたら
自分の身体が透明になってゆき
 ―陰陽融合の架空の時
ハクが
この世のものを食べるように
アドバイスします。
 ―代わりに記憶が徐々に薄れていく。
かぐや姫でも需要なモチーフでしたね。
お父さんとお母さんに
「会えるよね」と
不安を漏らす千尋に
ハクが
「今は無理だが
必ず会える」と言ってた部分は

かぐや姫の主題歌の1つのモチーフと
重なります。
記憶を失いながら
 ―幻想に入っていくから
考えるから
生死を超えた
輪廻の話のように
なってしまうだけで
 ―比喩
即身成仏なんですよね。
 ―生身のまま個性化

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