ドラマの第3話ですが
ヒロインの物忘れは悪化し
休職を考えるほどになりました。
その際の理由は「体調不良」
芸能人が休業するときにもよく使われますが
たいていPTSDです。
「なんか質問して。
私の記憶がちゃんとしているかどうか知りたいの」と語りかけられた
大恋愛のお相手は
①好きな小説のタイトル
自分が書いた小説
②ヒロインの母親の旧姓
③自分が捨てられた神社の名前を
捨て子トラウマに向き合っているから
優しく
小説も書けた。
尋ねます。
③は重要度が低いので覚えていなかったが
意識して覚えようとすると
「記銘」と「想起」ができるようになった。
それに対し
最先端のアルツハイマー研究をしているという
主治医の方は
最先端の医療と言っても
「記憶」力の確認をするのみで
心理検査なら公認心理師で充分
幸せを感じる場面にも
(予期不安から)
同時に哀しみに襲われるようになり
その悪化してゆく恐怖に耐えかね
殺してほしいというようなことを言うと
そういうこと言うもんじゃないと諭すのみで
がん宣告のショックに準じるので
PTSD予防が必要なのに
現実のアルツハイマー研究は頓挫しているのに
JーADNI事件(2014)
発病前の段階で
副作用なく効果がある新薬がつかえるようになった等と
語ります。
タイムマシンか?
J-ADNIの破綻がバレたのが2014
このドラマは2013
お見合いしたヒロインを患者にし
画像診断等無問題なのに「怪しい」と言った。
その後のお見合いでも
候補が3人なら一日で充分と言い
母親に「診察じゃないのだから」と諭される始末
お見合いの席で
わざわざ結婚の条件は
健康な遺伝子を残せる女性であることと語るところは
パロディかなと感じました。
PTSDを先天的な病にすり替えてしまう人たちで
脳と遺伝子にしか興味がない。
ドラマチックにするために
戦争や死別以外の新しい「別離」を持ち出しのでしょうが
そこにいても認識できなくなる。
冬のソナタの解離性健忘を超える?
「病気」の現実にはかなり無理があり
随分ヘンテコなドラマになりました。