対戦相手よりトラウマの再演を恐れたプロボクサー(28)精神科受診2ヶ月でPTSD解離自殺

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「あるプロボクサーの死~精神医療を問う父の闘い」

高校の数学教諭で

プロボクサーだった男性(28)が

2016年2月に

一時的に精神的不調を起こし

精神科を受診すると

統合失調症と診断され

退院するとき医師は

「薬を飲ませていれば大丈夫…」と言いましたが

2ヶ月後に

自宅近くで飛び降り自殺をしました。

 

25歳でプロテストに合格

フライ級の西日本新人王決勝にも進出する

実力の持ち主でしたが

勝てばプロとしてステップアップできる

元日本ランカーとの試合に敗れたことで

挫折を味わい

再び始動し

試合を控えた夜に

突然

記憶がなくなり

3日後に

繰り返し手を反復するなど不可解な行動をするようになったので

 

統合失調症の疑いで入院

約2週間後

家族の目には悪化するばかりに見えましたが

退院前夜

興奮状態となり

保護室で身体を拘束され

強い向精神薬を注射された。

これは

入院時にされたことと同じなので

トラウマ恐怖が甦った可能性もある。

主治医が症状が安定したと判断したので

退院となりました。

 

脳の精密検査で異常は認められなかったようなので

ボクサー特有の

器質的な問題はない。

状況からして

「PTSD予防」の画像検索結果

ボクサーとしての存在を否定されるような

挫折感がトラウマとなり

なんとか克服しようとしたものの

試合前の

普通の精神力では耐えられないほどの

強いストレスがかかり

 

トラウマの再演を回避すべく

無意識の緻密な計算

「PTSD回避」の画像検索結果

試合に出られない程度の

不可解な症状が出たのでしょう。

交通事故で瀕死の重症を負い

身体はリハビリで回復しても

トラウマケアがなされていないと

似たような状況(軽い物損事故)で

恐怖心が蘇り

現実が見えなくなって

(見えない恐怖心から逃げる錯綜行動)

異常な暴走をすることがあります。

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日々辛いトレーニングを重ねて頑張ってきたので

残念なことではありますが

とりあえず

目の前の試合に出ることを諦めればよいことで

死ぬことはなかったのです。

精神科に行かねば死ななくて済んだ。

スポーツトレーナーにも

PTSD理論が必要です。

 

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