伊藤詩織さんはブラックボックスにせず勝訴でPTSD予防中

ジャーナリストの伊藤詩織さんが

元TBS記者のジャーナリスト

山口敬之さんから

性暴力被害にあったとして

慰謝料など1100万円の損害賠償を求めた訴訟で

東京地裁は

330万円の支払いを命じました。

双方の意見は食い違っていましたが

被告の供述は

「不合理に変遷しており

信用性には重大な疑念がある」と指摘

名誉毀損だとして

1億3000万円や謝罪広告を求めての反訴は

「公共性および公益目的がある」として

棄却されました。

「詩織さん勝訴」の画像検索結果

癒えない傷に加え

告訴が直前になって流れてしまった失意

『Black Box』の出版

「詩織さん 本」の画像検索結果

尋問で被告と会わねばならないという

大変なプレッシャーを甘受して

ようやく認められました。

百尺竿頭一歩進めよでしか

余裕がないのに

さらに一歩進める過酷さ

救われないのです。

「如人千尺懸崖上...」の画像検索結果「如人千尺懸崖上...」の画像検索結果

「心の傷は

時間が解決するって言うけれど

やっぱりそうではなかった。

4年経っても

急にPTSDの症状に襲われます」

「それって

多くの被害者が経験していると思う。

被害に遭った後

とにかくすぐに自分のこれまでの日常に戻ろう

痛みを感じないようにしようとしているけれど

それが数年

人によっては数十年経ってから痛みを感じ出す人もいます」

「公共性および公益目的がある」

普遍的な当事者研究が人類を救います。

控訴審

そして

今後の報道が注目されます。

いろんなことがわかってきました。

伊藤詩織さんはブラックボックスにせず勝訴でPTSD予防中」への7件のフィードバック

  1. ドラゴン🐲

    おはようございます😃
    ずっとエビデンスは数字ではなきゃいけないと思い込んでいて、当事者研究なんか出来るわけない!って思い込んでいたのですーこういうストーリーもちゃんとした感性のエビデンスなのですね

    返信
    1. 翠雨 投稿作成者

      永遠の問題みたいです。
      どちらにも伝わりにくさがありますが、こういうストーリーは一度伝わりだすと圧倒的な力を発揮し始めます。

      返信
  2. ドラゴン🐲

    伝わりにくさはあるけど、当事者にとっては自分の奇妙度合いをただ数字で表現されても皮膚感覚が少ないですー数字では「無意識の異熟」を観察する事は出来ませんよね

    返信
  3. トラウマサバイバー

    >百尺竿頭一歩進めよでしか

    >余裕がないのに

    >さらに一歩進める過酷さ

    >救われないのです。

    「まさに」と思いました。

    相手の男性が控訴したそうですし、痛手を負いながらますます強く成らざるを得ない彼女には一体どんな世界が見えるのだろうとわくわくします。

    返信
    1. 翠雨 投稿作成者

      いじめにしても虐待にしても、被害者には理不尽で過酷な話ですよね。
      自分の意思を超えたところで、強くならされるのだと感じました。
      そして共感を呼び世界とつながるんですよね。

      返信

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