ヒロインは
お茶を習い始めますが
不器用です。
一緒にはじめた友達は
波に乗るのがうまく
コツをつかむのも上手です。
そして
現実世界でも
就職結婚と先に先に進み
お茶は卒業してしまいました。
極めたのではなく
途中下車
適応のよい人には心理療法は不要
先生は
ヒロインの苦悩や絶望を知っていますが
あくまでお稽古の型のなかで
お茶の話として見守り
指導します。
茶道は
禅宗の具現化で
先生は導師というか
カウンセラーみたいなものですが
現実と違い
お免状とか出てきません。
資格と言えば
現金な世界で
エテ公🐒とか茶番イメージで
深遠な哲学の世界が
台無しになるからかな
ヒロインが
苦労しながら
不苦者有智(福は内)も具現化
習い始めたころにみた
お軸の
『日々是好日』という
言葉の意味がわかるまでの物語です。
世の中には
すぐわかるものと
すぐわからないものがあるから
見えない輪とか不器用とか
よく似ているモチーフ
すぐわからないものは
少しずつわかればいいと考えるとよいそうです。
死ぬような危険を冒して
牛ととっくみあっても
当たり前のことがわかるだけという
十牛図の世界とも重なりますね。