『古畑任三郎』と『イチケイのカラス』の続きです。
古畑任三郎は
イチケイ裁判官のような刑事の
現象学的分析眼
2話では
ヒロインは
藤子不二雄のような
双子の美人姉妹の作家
片方が創作もう片方が売り込む
『白鳥の湖』の
白鳥も黒鳥もバレリーナだから見紛うが
表面的に真似ても
人生の履歴が表現されてしまうのが
現実世界の怖さ
白鳥と黒鳥のような
ドラマでは太陽と月
と表現されている。
太陽は踊れて月は踊れない。
太陽は流行に敏感で華やか月は地味
太陽のおかげでぼんやり輝く月も美しいのだが…。
双子の姉妹のPTSD病理について
太陽の光が強すぎて
自分らしくいられなくなった月の苦悩
傾聴しながら分析させ
表向きは太陽として生きる覚悟をし
太陽をなきものにしたものの
太陽のようにはふるまえないとわかった。
トラウマを成仏させました。
肩の荷がおりたので
自首するつもりだった
夢のような時間が過ごせたと述懐
太陽の光が強すぎることが問題になっていれば
猿丸(
猿真似)と名乗るイチケイのベテラン裁判官に
(時空の逆行とは高等テクニック!)
コロッケのような古畑任三郎を演じさせて
『古畑任三郎』をギャグにして売り出す太陽
逮捕されることもなかったのですが
世間は軽薄でわかりやすく面白いものを好むので
心理療法の対象ではなく
司法の対象として日の目を浴びることになるのでしょう。
「トラウマの成仏」ですが、最近漸く、どういう事なのかがわかって来たよーな…いや、解ってないかも….
でも、映画やドラマの中ではトラウマの成仏は凄い速さで成就していきますが、実際はそんなに速くは出来ないと思うのです。対話が充分に行われないからなのでしょうか?凄いインテンシブにトラウマ成仏させるために話続ければ良いのかな?それも違うよーな気がするけど…
充分な対話が稀だからだと思いますよ。
スピードの問題ではなく、成仏するかどうかが問題で(^_-)-☆