遺産目当ての結婚を繰り返し
夫や内縁関係だった男性4人に対する
殺人罪などに問われた被告(74)の
前科がなく高齢でも
認知症でも ←診断自体に信用性がない。
死刑判決
死刑が確定しました。
「被害者らを殺害して財産的利益を得ようとした動機に酌むべき点はない」
「計画的かつ巧妙であり、強固な殺意に基づく冷酷なもの」
「人命軽視の態度は顕著」
PTSD案件には流行がありますが
表現活動を生業にしている人が
いち早くキャッチするもので
事件は
遺産目当てに結婚を繰り返す女を描いた小説
「後妻業」に酷似していると
知人の巻き込まれた事件がモデルで
事件に先行しての連載だったが
単行本刊行後まもなく逮捕され
映画化・テレビ化の時期に裁判で
注目される時期が重なった。
話題になり
「後妻業事件」と呼ばれるようになりました。
カレーとリンクしているのは
無意識がとらえたモチーフだから
「遺産を目的とした結婚は
昔から社会にあるものだと
誰もがうすうす感じていたが
事件が大きく報道されたことで
改めてその存在と危険性に気付くきっかけになった」と語ります。
しかし
その心理の解明はこれからのようです。
勉強はよくできたらしく
饒舌にふてぶてしく犯行を否定していたが
逮捕後は
一転して認める代わりに
認知症の診断を受けて
供述を二転三転させ
事件の発端や背景が語られることはなかった。
和歌山では
覚醒剤を使った後妻業事件が起こり
カレー事件の方は冤罪ではないかと
子どもや孫に
ニュースになるほどの負の連鎖が出始めた。
注目されるさなかの死刑確定でした。
見た目はそれぞれの事件ですが
基本は「詐欺」です。
虚言癖とか多重人格の問題
殺人にまで至らない詐欺も多いですが
脅迫的だましの手口
結果的に死に至らしめる場合もあります。
解離しているから
人を欺くようなまさか❣と思うことができるのですね。