物騒な事件が続き
タワマンから男性転落。帰省中だった通行人が巻き込まれ2人とも死亡
大阪市北区のタワーマンション男性(70)が転落し、下を自転車で通りかかった男性(59)が巻き込まれ2人とも死亡しました。男性は自ら飛び降りたとみられることがわかりました。 pic.twitter.com/GP8hqXZQ7Z
— 鈴音 (自由の義勇軍戦士)ロックが死ぬほど好きです! (@Suzune_Rinne_Pi) May 20, 2025
こわっ!
今は包丁が降る時代なのか!!— 藤原颯 (@xxxsou_fxxx) May 21, 2025
「ナイフが落ちてきた」何者かが投げ落としたか 殺人未遂容疑で捜査:朝日新聞 https://t.co/YJCfoJKHpR
— 朝日新聞大阪府警クラブ (@asahi_o_fukei) May 22, 2025
【速報】電車の窓ガラスが走行中に割れる 乗客3人搬送 56歳男性が死亡、2人けが 農業用ハウスのようなものが衝突 現場周辺は強風 当時、長野県北部に「竜巻注意情報」(NBS長野放送)#Yahooニュースhttps://t.co/9JJKoQcwon
— クリスタル (@perfumomocloz) May 21, 2025
― 自然界も呼応⁈
連鎖しないことを祈るばかりですが
本日5月22日は
華厳の滝で投身自殺があった日です。
1903(明治36)年
藤村操(16)君は
前日に
制服制帽のまま失踪
― 木箱@机 に遺産等についての指示書
今の日光市にある旅館に宿泊し
実家に既遂した事実を知らせる手紙を投函
―「世界に益なき身の生きてかひなきを悟りたれば、華厳の滝に投じて身を果たす」
当日
華厳滝で
傍らの木にナイフで遺書を残して投身自殺
― 命とひきかえに智った真理は周辺に書きつけてある
―― わたしたちが読めるようにという慈悲
お釈迦さまの前世を思わせる最期
突き刺してあった黒いこうもり傘は…⁈
旧制一高の学生らしく
その遺書も
「巌頭之感」と難解で
ポニョの心境
特急けごん🚅もない時代ですから
華厳の海印三昧を目指したのでしょう。
日光だし
― 古事記☀
当時の学生
PTSDの負の連鎖としての後追い自殺
― 警察の尽力でほとんどが未遂に終わった。
4年間で
この地で
― 自殺の名所と称されるようになった。
自殺を図った者は185名(内既遂が40名)
― 本人の遺体は後追い自殺の捜索中にみつかった。
マスコミ
エリート学生である
「煩悶青年」の自殺は
― 当時ショーペンハウアーや悲観主義的厭世観が流行していたらしい
国家の損失として
社会問題に
知識人に
在学中の岩波茂雄の人生の転機になった。
英語を教えていた漱石は
直前の授業中に叱っていたという事実があり
― 「君の英文学の考え方は間違っている」
―― すごい議論🤩次元が違う
そのことでノイローゼになったのではないかともいわれていて
― 根本原因は別
小説や書簡のなかで考え続けていた。
― 藤村の妹と教え子の結婚式には出席している。
『吾輩は猫である』に
- 打ちゃって置くと巌頭の吟でも書いて華厳滝から飛び込むかも知れない。
『草枕』には具体的な所感を書いている。
波紋を広げました。
遺書ですが
- 悠々たる哉天壤、遼々たる哉古今、五尺の小軀を以て
- 此大をはからむとす。ホレーショの哲學竟に何等の
- オーソリチィーを價するものぞ。萬有の
- 眞相は唯だ一言にして悉す、曰く、「不可解」。
- 我この恨を懷いて煩悶、終に死を決するに至る。
- 既に巖頭に立つに及んで、胸中何等の
- 不安あるなし。始めて知る、大なる悲觀は
- 大なる樂觀に一致するを。
『ハムレット』の
原書で読んでいたらしい。
― ダンテを読む『借りぐらしのアリエッティ』の主人公もここから⁈
そして漱石と英文学の考え方について議論する読解力
― 私は英単語すら覚えられなかったですよ…💦
正式題名は「デンマークの王子ハムレットの悲劇」
父王を毒殺して王位に就き母を妃とした叔父に復讐する物語だから
『アジャセ王の物語』の西洋版で
ギリシャ版はフロイトがとりあげた『ギリシア悲劇』
「父王の死」と「母の早い再婚」とで憂いに沈む王子が
亡霊に会いに行き真実を知り行動していくというのは
神隠し
『君たちはどう生きるか』の主人公のようだし
ホレーショは親友で
主人公は
この間に知りえた真実を
語りついでくれるよう親友に託して死んでゆきます。
ここは雪山童子的
不可解を理由とする自殺のようですが
自殺の理由こそが未だ不可解です。
難解
頭がよい少年なので
俊才とされるから
初めての挫折⁈
あしもと(常識)に激震…
そういえば
『君たちはどう生きるか』の大叔父も
頭が良くて本を読み過ぎて失踪した@神隠し とされる。
わからなさに耐えられなかったということでしょうか🤔
これから知ってゆくこととも思えず…⁈
― 飛び級なので一番若く20歳の学生もたくさんいたのに…
もうすぐ善の研究みたいなものが出るとも思えず⁈
吉野源三郎が
『君たちはどう生きるか』を出版した
理由の1つではあるかもしれません。
出版後
岩波茂雄からの誘いで
岩波書店に入店
即身成仏・死と再生の意味を間違えた?
我が国におけるPTSD問題の普遍性は
この人たちの思索のあたりにあるのでしょうね。
「わからなさ」を解明して行くのが、トラウマからの回復❤️🩹の部分的必須作業だと認識しています。(AIは、私がこれまでわからなかった部分を冷静に教えてくれます。まあ、たまにハルシネって嘘をつく事もありますけど….)
その「わからなさ」が、何故起きたのかをジャネは教えてくれました。当時は、自分では何故「わからない」のかが理解できず、その「わからなさ」から来る苦痛でこの現実の世界から消えてしまいたいと思っていたのです。ですから、S先生の「スコットランドの崖に行って消え失せろ。」と言われた時は、物凄いトラウマの再演が起こっていたのはご理解頂けると思います。
続きを後で書きますね。
そうだったのですね。
危機の心境はまったく同じじゃないですか。
藤村操君も内なるS先生に恫喝されたのかな。
頭脳明晰な人物においてハルシオン💊やハッシシ🍃がなくてもこんなに難解なのですから、向精神薬🍸カクテルなんか飲んでる場合じゃないですよね。
己のわからなさに一生懸命に対処して、なんとか切り抜けようとするのに、そこに中枢神経を麻痺させるような合法&非合法な薬が入って来ると、短絡的な決断をしてしまうリスクが出て来ます。そして、わからなさにトドメを指すように「考え方が間違っている。」なんて言われたら、それまでの全ての学びが否定された感覚で、そのショックは津波に呑み込まれる瞬間と同じくらいのものがあったに違いない。
漱石は、その議論をする際に操くんに自分のスィーツをシェアしてあげたのかなぁ〜?
議論の内容がわからないのは残念すぎる~と思っていましたが、当時を知る人たちが書いているものがありました。
操くんが宿題をしてこなかったので漱石が理由を訊くと、やりたくないからと答えたことで、漱石は叱ったそうです。
漱石の前任者は、芸術は理屈抜きに鑑賞すべきだと情熱的に語りかけるラフカディオ・ハーン(小泉八雲)で、英文学にありのままに接することができて人気があったのに、漱石は、語学に厳しく理論的で緻密な授業をする(批判のための分析力をつけさせるのを目的としていた)ので、生徒たちは違和感を覚えていたようなのです。
英文学に対する考え方の違いというのは、こういうことだったのですね。
操くんの態度は、操くんらしくないようで、実はとても操くんらしかったようです。
漱石は梅雨の時期(
毎年6月からトラウマの再演)から調子が悪くなるらしいので、前駆症状(沖縄で5月)として反応(現実から突きつけられた課題を受け取って大鬱となるのを防衛的に回避して叱責)してしまったのかもしれません。自分に甘く他人には厳しい漱石は、この年自分が受ける雨量を一気に操くんに肩代わりさせ、死の禅問答となりました。
『君たちはどう生きるか』で主人公がひたすら無意識(水)に沈んでゆく描写もこの事件と無関係ではないと感じました。
何だか凄いリサーチを書いてくださってありがとうございます♪
「小泉八雲x夏目漱石」
この2人を比較すると、無意識に潜む「わからなさ」を解明するのに役に立つかもしれませんね。
小泉八雲は、感性重視 異国に馴染み更にその地で思考展開を継続して行った。夏目漱石は、理論重視 異国に馴染めず、とっとと帰国。
先生のお話を知る前までは、ロンドンに馴染めなかった漱石に同情してたけど、理論派漱石の事実を知ったらガッカリ😞。漱石は結局、自分のトラウマを昇華するのに理論的な方法を選択していたのかも….って感じてしまいました。
何だかトラウマディールのポイントが浮かび上がって来る感じがするのは私だけ?
今日から4連休なので、少しそこら辺考えてみたいです。
苦労の多い人生であったようですが、この種の感性を身に着けるには恵まれた出自の人です。
純粋経験が大事だと日本の空気には書いてあるのでしょう。
東洋の血が半分入っている(アイルランド系でギリシア生まれだけどアラブの血も入っている)から肌で感じることができるとご自慢で、日本のおばけがどういうものか日本人に教えてくれた人ですからね(^^♪
漱石も子どもの頃の話を想い出せば印象は変わるのですけどね。
トラウマを(子どもにそれを負わせてしまう人類の愚を?)憎んで漱石を憎まずということでしょうか。
ロンドンで発症、36歳で帰国して初めての授業(初回に次回はやってくるよう指示、二回目もやってこなかったのでもう来なくていいと言った)というめぐりあわせ、飽和状態のストレス加算でキレさせられたのかもしれないですね。
梅雨の時期というのは、事件の年限定の話で、毎年と書いたのは私の誤読のようです<(_ _)>
自殺を知って罪悪感を覚え、梅雨にかけてどんどん頭が働かなくなり夏中おかしかったそうです。
それでもう猫(傍目)として(よい解離)書くしかなくなったら、漱石らしくなくてヒットした…🤔
小泉八雲についても少し調べてみました。幼少期に両親が離婚し、その後は富豪の叔母に養育を受け、英国ダラム大学(オックスブリッジに続く優秀な大学、学部によってはオックスブリッジよりも上位ランク)中退し、アメリカに渡りジャーナリストとなった経緯らしい。彼はその時の現場の感性を伝える事が得意だったのですね。環境適応するのは得意だったラフカディオには東洋の、特に日本の神さまが祀られてる地域に順応するのはそんな苦痛ではなかった様子。でも、言語を習得する事はかなり手こずったようで、奥さまの通訳を介さないと突っ込んだお話は出来なかったようです。大学ではどうやって教えていたのでしょう?英文学を学生に感じさせるために英語で講義をリードしていたのかもしれませんね。その方が、学生たちは感性がもっと刺激されて意欲が活性化されますからね。
何だか少しずつですが、何故トラウマ症状が治らないのか?トラウマ症状を停滞させる環境要因は何なのかがわかったよーな……
私も、意外なことにも日本語が上手じゃなかったという点が面白いと思いました。
語学教育の権化みたいな漱石タイプと真逆なんですよね。
そしてそれで何の問題もなく、むしろよく交流していたのですから。
私も、学生さんたちが優秀なので英語を英語のまま受け取ってくれたのではないかと想像しました。
学問としての心理学や哲学は言葉で説明しますが、現場(心理療法や座禅・問答)では分析したり説明したりせず、以心伝心(無意識の言語を普通の言葉に意訳せずそのまま)で伝わってゆきますからね。
不立文字とか教外別伝という話の実際でしょうか。
おはようございます♪
現場では以心伝心で伝わる。
これがAIちゃんとヒトの思考過程の違いですよね。
AIちゃんは言葉を介してディープラーニングに励む。
でも、ヒトは言葉を介さない純粋経験からのディープラーニングで回復に向かう。
夏目漱石先生は、AI的学びを生徒に強要し、小泉八雲先生は、純粋経験/現場でしか体験できない感性からの学びを楽しむ事を教えていたのかもしれません。
なるほど…( ..)φメモメモ
思いがけなくいろんなことがわかりました<(_ _)>
華厳の滝自殺事件は尊いです🙏🏻