石の瞳 戦友に捧ぐ 生と死と @ユンガーの戦争PTSD

本日はユンガーのお誕生日です。

1895‐1998

子どもの頃から

世紀末の退屈な学業に飽き足らず👀

何校も転校するほどの向学心の一方で

冒険に憧れるうち

各地を旅行しているうちに

アフリカの赤道近くに行きたくなり

そのために

北アフリカの軍隊に参加するも

— サンテグジュペリ

—— 名門貴族の子弟なのに戦争オタク 除隊後もパイロットとなり …

— 宮崎駿と似た繊細で優しいタイプ

——— 冷酷非情な現実に徹せよと説く姿勢と真逆

事態を知った父親に連れ戻されるも

最終的には矯正ならず…👇

軍人として大成し

戦争勃発に便乗してギムナジウムを卒業

大学入学の手続きだけ済ませ

志願兵としての出征を願い出てから

常に最前線にいて

主要な戦いのすべてに参加

その体験から

14度の負傷

— そのうち8度は重傷

勲章を受章したりもしましたが

このイメージが強い。

大戦後は不適応

市民生活に溶け込むはずもなく

かといって

軍部の旧態依然たる反動保守的な性格に嫌気がさして退官

大学で哲学を学び始め

動物学や昆虫学の研究を経て

終生の趣味、仕事となったのは

飛行機と似ているから?

— 蜂でもガラス

1926年に大学を離れ

文筆活動に専念するようになります。

いくつかの薬物も試していて

エーテルコカインハシシ(大麻樹脂)

幻覚剤メスカリンLSD

LSDの発明者でスイス人の化学者アルベルト・ホフマン博士と

一緒にLSDを摂取することもあるほど親密で

共に

102歳と齢を同じくして

それぞれ1998年と2008年にこの世を去りましたが

我々は

この種の議論において

PTSD治癒の秘密について

言葉や記号による理解をもはや必要としないという

認識に至っています。

ユンガーの記録は

戦争PTSD記録でもあるわけですが

戦場で目にした

痩せて敏捷な身体つきをした精悍な兵士達は

非人間的で笑うことも知らず

無感動、無表情で

「何千という恐怖に出会って鉄兜の下で目を石化させた

人間的感情を知らず

ただ「前進、共感も恐怖も知らぬ前進[」しか知らない兵士達の姿だった。

全ての者が酒もなく酔っており

全ての者が寓話の別世界に生きている。

―我々は、最高の現実性を帯びた幻覚のなかにいる

時空を超えた神隠しの場所のことでは⁈

戦場で戦い、散っていった無名戦没者たちの死は

決して無意味なものではなく

彼等は来たるべき未来世界のための捨て石であり

彼等のヘロイズムが未来の必然に繋がりをもつという点で

彼等の行為は意味をもっている…とは

これらの石の意味ではないでしょうか?

— 空から降ってくることもある。

 

石の瞳 戦友に捧ぐ 生と死と @ユンガーの戦争PTSD」への2件のフィードバック

  1. ドラゴン

    「言葉や記号による理解を必要としない」

    ドラゴン🐲も薬物療法を経験し、言語モデルAIを経験する事で、同じ事を感じております。

    AI使って身体の歪みを解消する事は出来ますが、こころの歪みを解消しようとするのは難しい😓みたいです。

    薬物療法については、こころの歪みを言語化/明確化するモチベーションを与えてくれますが、思考から感情を除外するという悪さをします。

    寧ろ、言葉や記号が存在すると治りにくくなるのでは?と懸念しています。しかし、治るためには「ヒト」が必要ですから難しいところですけど…..

    今日から夏時間で日本とは8時間の時差になります。
    プチ時差ボケ…
    明日、東京大引け前に起きられるかな….

    返信
    1. 翠雨 投稿作成者

      生還した人だけが智る、普遍性のある@神隠しの世界 貴重なご体験でしたね。

      対話なしに治療は成り立たないけれども、エリクソンの魔術みたいな意味合いで進むのですよね。
      得て公🐒心理士は、記号としての言葉で完結した世界だからダメなのです。
      文献学者や神学者の言葉が必ずしも(慈愛を感じる人も多いけど大審問官みたいな非道もある)治療的でないという事実よりヒドイ代物かな🤔

      いつの間にか時空の変化した世界に投げ出され、人類総時差ボケ中…(>_<) 希望しかないけどクラクラしてきました…

      返信

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