筒井康隆流ハイデガー理解に浮かぶPTSD哲学

①己事究明の大切さ
 自分を知ることですね。
 いつの世も偉人はこれをしてきました。
 若い人が性格分析好きなのは
 正しいのです。
 ちゃんと分析できない大人が
 そんなことより勉強しろと
 ごまかしてるだけで… 

②3種の恐れについて説明している

驚愕
すでに知っているモノが突然現れたとき

戦慄
見知らぬものが徐々に近づいてくるとき

仰天
見知らぬものが突然現れたとき

起こるそうです。

精神医学研究によれば
統合失調症のはじまりは
【戦慄】とおののきだそうです。 ←人間は人間に戦慄を起こせません。

PTSDの一部は
人災です。
人間という知っている存在が
(顔見知りだったりする)
豹変することで
【驚愕】して起こります。

原子爆弾は
想像したこともないような
地獄が突然降ってきたんですね。
(後で人災と知りますが)
【仰天】ですね。

天災によるPTSDは
【驚愕】のような【仰天】のような
存在になりますね。

ざっと考えてみましたが
これでよいのかどうか。

ハイデガー研究の活発な議論をし
継承し発展させる素地さえ
日本人はもっていると
思います。

③【死を想え】の哲学

実際に死ぬのではなく
よりよく生きるために
死について真面目に考えるのです。

個人的な恐れの経験は
1つの死です。

PTSD克服は
哲学そのものです。

哲学は要らないというような
即否定の治療者に  ←わからないのは誰でも!
用はありません。

ナチス加担とか言われて
誤解されてることも含めて
 ―PTSDと無理解はセットですから

PTSDに大事なことが
一杯つまってるようです。

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