この絵は
ロールシャッハの画版のように
その人のこころを映し出しますが
この表情を
感情認識ソフトに通すと
83%の幸せ
9%の嫌悪
6%の恐怖
2%の怒りになるそうです。
BBC制作の
『モナリザの秘密』は
―Gyao!で無料配信中
★十人十色論
★統計的データではなく
―極論ですね。
もう少し深く
PTSD心理に迫っています。
ジークムント・フロイトは
ダビンチの 生育歴に注目
― 私生児として生まれ
母は別の男性と結婚しますが
1歳半まで一緒に過ごしたあとは
継母に育てられます。
(継母は愛情深い人だったようですが)
生母と離れて暮らす
寂しさが
ダビンチを
同性愛者にし
自然への興味へいざない
―画家と言うより
科学者であり ←夜は病院で死体解剖
哲学者です。 ←聖書も心理的に解読
この絵を描くように
仕向けたと考えたようです。
―虐待がなくても
人生がこんなに複雑になります。
―このポジティブ版ですね。
1963年
―コクリコ坂の年ですね。
ケネディ大統領は
モナリザを
【西洋文明の究極の象徴】と評し
創作の要因となった理念を
継承してゆかなければならないと
演説しています。
―では
【東洋文明の究極の象徴】は
何でしょうか?
―ユング心理学が放棄したから
ジブリが釈迦リキに
描こうとしているものです。
番組は
画家が
姿を描くことは簡単であるが
内面を描くのは至難の業で
―PTSD問題も同じです。
表層しか見ない人が多すぎることの
悲劇です。
その魂の世界を
描こうとしたから
500年経っても
魅力があせないのだと
言っています。
―精神分析が捉えたものは
今でも意味を持ちますが
香山リカちゃんの言うことは
もうすぐ物笑いの種になります。
そして
この絵も
描かれなくてはならなかったのですが
テーマは
死と再生
―精神分析では
【固着と退行】ですが
その実際を描いています。
★背景は太古の自然
―実際にも
聖書のお話でも
大洪水を繰り返してきた記述
★飾り気のない 自然体の妊娠中の名もなき女性
―命がけで
大洪水のなかから
生まれてくる命
名前は分かっているが
ただの女性を書きたかった。
★自然に翻弄される自分の魂
3つが重なり合うような場所に ←架空
退行するのが
精神分析です。
キリスト教では
自然は神の領域ですからね。
議論は禁じられていたので
―東洋はそうでもないですが
ちょっと知れば
神になったように
暴走してしまう危険性が
あるのです。
―20年前までは
自戒してたと思うのですがね。
PTSDで解く「モナリザの秘密」は西洋文明の【象徴】
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