アリエティさんによる精神分析における意識の位置

京都の精神分析研究会の
案内に
ありましたダウン
「精神分析において
“意識”の位置は
どこにあるのか」

    講師 鑪 幹八郎
この論文はアリエティさんの
死の2年前に書かれたものである。
晩年の論文といってよい。
それゆえ、彼の思いがこめられている。
アリエティさんに直接に指導を
受けたことはないが
講演や講義は何度も聴いた。

印象的な記憶は隣に
精神分析的実存分析家ロロ・メイさんと並んで
アリエティさんの
精神分析アカデミー会長就任講演を
聴いたことであろう。
精神分析は常にことばを媒介にして
認知レベルで仕事をしているが、
精神分析家は認知の機能や位置を
あまり自覚しないで、

無意識的側面のみを扱おうとしている。
フロイトのいう、一次過程と二次過程とが
一体として統合されたものが
私たちの精神活動であるので
二次過程としての認知の位置をしっかり
意識して仕事をしよう。
一次過程と二次過程との間の精神活動を
帯のように連続としてみると
どのような様相を呈するのだろうか。
★参考テキスト
Sivavo Arieti
Cognition in psychoanalysis.
   …
アリエティさんって
偉いんですネ。
$PTSD研究家翠雨の日記アリエッティのお母さん
上から目線で
脅かしながら
認知のゆがみとか
自我脆弱性とか
言っちゃいけないですね。
精神分析からみても
そうなんですねニコニコ

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