加藤智大のPTSD論にない『思い出のマーニー』的心身症

解離行動というのは
人間の普遍的な心理で
「社会との接点を失った
孤立状態」で起こる
「自殺という手段を用いてでも
 逃れたい極限の苦痛」だが
 ―杏奈にも
 軽く
 自傷行為以前の段階の
 解離行動がありましたね。
無理やりキャラ設定することで
 ―オタク
 ぶりっ子
 ストーカー
極度になれば
犯罪になる方向性もあると
考えているようですが
 ―自傷と他害は
 コインの裏表

杏奈のように
心身症化することもありますね。
土足でこころの中に踏み込んでくる
無遠慮な
田舎の女の子に
 ―悪いのは相性
思わず
 ―解離
「太っちょ豚!」と
言ってしまい
窮地に立たされますが
おおらかなおじさんとおばさんに
やさしく傾聴され
 ―よいとか悪いとかではなく
  鏡のように映し返される。
自己治癒が進んでゆきました。
加藤被告にも
親以外に
 ―杏奈の養母は
 善良だが
 不安が高く
 余裕がない。
そういう環境があればよかったのでしょう。

加藤智大のPTSD論にない『思い出のマーニー』的心身症」への2件のフィードバック

  1. RINKO

    SECRET: 0
    PASS:
    杏奈が、疎外感(自分への無価値感や嫌悪感)を感じた瞬間、すごく胸が苦しくなってしまうのですよね。
    私はまるで自分を見ているようでなんとも言えない気持ちになりました。
    マーニーと泣きながら話すシーンなんてもう……

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