『チベットの死者の書』のことは
心理療法における【死と再生】の極意
生まれ変わるくらいの変化がないと治りませんので
時々書きましたが
イギリスからのお便りを読んで
we have better solution than mushrooms
人類は幻覚剤(毒)以上のキノコ(象徴)を持っています。
木気
向精神薬は使わないに越したことはなく
使うなら【使用法】厳守ですが
効能書にも医者の説明にもないのが通常ですと
私の目には読めました。
一番のファンであったヒッピーたちのことを
インターネットもない時代に
手書きのmemoのような紙切れの存在を知り
バイブルとしたことで
ユングらに知られベストセラーとなった。
ふと思い出しました。
宮沢賢治が受け取る
手紙(インスピレーション)もこんな感じらしい。
ヒッピーのなかには
ハーバード大学を追放された学者もいて
たまたまインドに流れ
ある日バザールに買い物に行ったというような
意味ある偶然の一致の連続が【奇跡】となった。
地球は塞翁が馬の星ですよ。
自分たちが行ったLSDを使った心理実験と
サイケデリック物質
サイケデリック文化としても残っていますが
芸能人も薬害で歌えなくなってきた。
ラマ僧が悟りのための修行で到達する変性意識の過程が
酷似しているのに驚いたことから
ヒッピーは【悟り】を知らないので
仮想の悟り=ホンモノの悟りと勘違いして
何だかエライ人になった気がしちゃった💦
科学を勉強しながら(実は関係ない)
このロジックに気が付かず死刑囚になった人も…。
ブームが起きたのでした。
現在のインターネット上の
トラウマ治療教信者も似てないですか?
かたちだけ真似るのは
既に答えが出た周回遅れの実験ですよ。
ジブリのアニメ『思い出のマーニー』は
イギリスの児童文学である原作も同じ
PTSD性喘息のヒロインが
祖母の悲劇が孫に負の連鎖した喘息であったことが
治癒時に判明したのは
(トラウマを指摘して開始するのはモグリの専門家)
心理療法の基本原則の1つ
幻覚と向き合うことで
この頃から
クスリで抑え込む統合失調の症状ではなく
自然治癒力により観えていると知られるようになった。
治癒し
成長する物語ですが
そういえばこんなシーンもありましたね。
『思い出のマーニー』を素直に観れば
マッシュルームにまつわる記憶の取り扱いこそが
埋蔵経
PTSD治療の要ということも理解できているハズです。
都合の良いところだけに熱狂(頭お留守)しがちな病
(認知の歪みで迷走ぐるぐる)
ウイグル問題の今
人権侵害のPTSD発症リスク
再考するよう促されているのかも…
違う作品だけど心理療法の基本と言えば…
複雑性PTSDの回復には何が必要なのかをずっと考えて来ました。
解った事は
①薬物療法では治らない(幻覚を生じさせる化学物質やキノコ🍄や葉っぱも薬物療法に含む):一時的に鎮静化、現実逃避させられるだけ
② 封印されていた記憶を意識化しても治らない: 知名度のある精神科医とお話しして、「中核トラウマ」と予想される記憶の一部分を引っ張り出されてそれに共感&傾聴されるだけでは症状は消失しないし、治らない。治ったフリする事はできるけど…..
③ 最初から認知心理学的アプローチの心理療法で複雑性PTSDの治療をやろうとすると、(CBTなどは特に)その後遺症で酷い葛藤が生じるリスクがある。
④ 身体心理学的アプローチも何も当事者が思考しない事は①の薬物療法と同じく一時的な処理に過ぎない。
⑤栄養療法はヒトの身体的な恒常性を取り戻すだけで、トラウマで引き起こされた症状そのものを緩和するものではない:恒常性を普通に取り戻したとしても症状は決して消えるものではない。症状を消すために心理療法が存在してると想像しています。違うかな?勿論、CBTは外します。
賛成です!(^^)!
クスリのことはよくわからないので門外漢でしたが、私にもよく理解できる視座からの報告でした。
ご紹介ありがとうございます。