婦人公論での
連載「小保方晴子日記」の
第一回目で
うつとPTSDで治療中であるが
「今は栄養療法による治療に取り組んでいる。
この一カ月で食事もかなり食べられるようになって
一日中寝込むこともなくなった」と
書かれましたが
第2回目で
理研退職直後の
2014年の大晦日頃
自宅を飛び出し
旅館に潜伏していた時の心境について
「この部屋にこのままいたら間違いなく死んでしまう
(中略)どこかに行かなければいけないと思う」と
死の恐怖について回想されています。
大変な状況のなかでも
日記等で記録し
それをあとで読み返したり
人に聴いてもらったりすることは
とても大事なこころの作業だと思います。
順調だった研究が
否定され
生命も脅かされている状態ですから
気持ちが落ち込んだり
食べられなくなったりすることは普通に起こります。
回復の過程で
料理のことを書くようになるのは
自然なことだと思うのですが
Yahoo!ニュースなどは
医療ガバナンス研究所の上昌広理事長の
「STAPのことには触れず
自身の周りや食べ物の話を書いています。
おそらく彼女には
我々には計り知れない自尊心
自己顕示欲があるのでしょう。
だから
あの事件を引き起こしたのだと
読んで分かりました」との言葉でまとめてしまいます。
拒食症には世間は厳しいものですね。
骨折した人に
早くオリンピックに出ろと言っているようなものなのに
なぜわからないのでしょう⁉と思いますが
仏性として自己実現しようとする存在だからでしょうね。
ジブリが
「罪と罰」と掲げた意味がわかりました。
闘病中の方々は
これらの現実を知りつつ
負けずにがんばりましょう✨