こころのケア(PTSD予防)」カテゴリーアーカイブ

オウム裁判を伝えてPTSD予防教育

一連のオウム事件に関わった
最後の被告人に一審判決が出て
事実審理が事実上終了したことを受けて
江川紹子さんは
「海外で起きたテロ事件では
実行犯が自爆したり
当局に殺害されたりすることが少なくない」が
「松本智津夫死刑囚を含め
逃走していた最後の一人まで裁判にかけた。
そして
裁判では実に多くのことが明らかになった。
このことは、法治国家として誇ってよいと思う」
判決後の記者会見に臨む高橋シズヱさん
高橋シズヱさんは
明らかになった内容は
「カルトから身を守る術を学び
自分や他人の人生を破壊する者が出るのを防ぐために
重要な情報である。
どうか若い人に伝えて欲しい。
高校や大学、専門学校などでは
ぜひとも学生にしっかり教えて欲しい。
事件の教訓を社会が学び
生かしていかなければならないと思う」と
語りました。
 

 

川崎事件現場で放火のPTSD解離人格イスラム国の負の連鎖

多摩川河川敷で
2月に殺害された
中学1年の男子生徒(13)の
遺体発見現場に手向けられていた
花束などが燃やされたそうです。
ボランティアの女性(33)は
「枯れた花とはいえ
全国の方の気持ちが燃えてしまった。
怒りと悲しみでいっぱい」と話しています。
加害少年は
被害者への嫉妬から事件を起こしましたが
放火した人物も
多くの人が集まるこの場所が
気に入らなかったのでしょう。
寺社に油を撒くのも
ネットストーカーによる
名誉棄損も同じです。
イスラム国から始まった
負の連鎖がとまりません。
 

ネパール地震死者1100人超でPTSD予防中

クリックすると新しいウィンドウで開きます
カトマンズと言えば
目玉寺院があります。
猿のいる位置に
私も立ったことがあります。
(写真を臨終前の師に送りました)
周囲の道路を見て
日本も経済状態が悪化すれば
こんな風になるのだろうなぁと思ったことを
思いだしますが
子どもたちの目は
活き活きとしていて
宗教的に守られているのがわかりました。
この国では
こころのケアに
(PTSD予防)
向精神薬とか
専門家が
発達障害ブームをつくるなんて
あり得ない話なんでしょうね。
愚説
象徴的な世界ですからね。
観えないなんて言ったら
馬鹿にされるだけでしょう。
豊かさについて
考えさせられました。

「JR 宝塚線事故10年」フラッシュバックやサバイバーズギルトのPTSD反応

25日で
ちょうど10年になるのを前に
朝日新聞社が
犠牲になった乗客の遺族と負傷者に対して
心身の状態などについて
アンケートを実施しました。
回答率が低いですが
(回答しがいがないのかも)
遺族の4割以上
負傷者の2割以上が
事故後に見た光景を
今も思い出すと回答しました。
(覚えていることは大事なことで
フラッシュバックと呼ぶ類のものかどうかは
これだけでは不明です。
専門家による治療・相談を
今も受けている遺族は7人(17%)
負傷者は4人(11%)で
姉を亡くした同県西宮市の女性(47)は
うつ病と心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断され
治療を受けているそうです。
先天的な病と後天的な病が両立するのは
変ですね。
こういうことを言うのは
PTSDの専門家ではないので
多分向精神薬を飲んでいるだけなのでしょう。

「サバイバーズ・ギルト」
(生存者罪悪感)を感じている人は
「今もある」6人(16%)
「以前あった」14人(37%)で
合わせて半数以上が
生き残ったことへの後ろめたさを
一度は感じていたようです。
兵庫県なのに
(こころのケアという言葉が生まれた地)
適切なPTSD治療を受けた人の話が
1つも出てこないのは
不思議ですね。

「JR福知山線脱線事故」負傷者と家族の会が文集完成でPTSD予防


『空色の文集
福知山線事故
それぞれの10年』というタイトルで
負傷者と支援者
他の大事故の遺族等
34名の原稿が集まったそうです。
PTSDと診断されて
毎日10種類もの向精神薬を飲んでいた
女性(45)は
「当時は通院しかできず
「マリオネットのようだった」
家族を支えてきた男性(51)は
「もがき苦しんでいくうちに
前へと歩み始めてゆくもの」
困難を通し
「人生が濃くなった」と
綴っています。
とは言っても
「身体に染みついた
恐怖と痛みは消えていない」ので
JRには
「いつでも
安心して相談できるようにしてほしい」とのことです。
正しいこころのケアのありようが
伝えられていくとよいですね。
 
 

『Dr.倫太郎』お座敷遊びという名のPTSDを癒す遊戯療法(プレイセラピー)

クリックすると新しいウィンドウで開きます
子どもは
自分の問題を言葉で説明できないので
遊びのなかで自己表現します。
(ままごとのなかに
いきなり出て来る怪獣で
DVお父さんの恐怖を伝えるとか)
大人でも
あまりに過酷なトラウマは
言葉にできません。
(無理しちゃダメ!)
遊びの中で
表現され発散されるべき
葛藤があるのです。
ラポールがあれば
共感され受容されるので
単なる発散とは違い
治療的に働きます。
世間には
「電車ごっこ」に象徴される
暗黙の嫌な強制迎合ってありますよね。
しかたなく合わせるにしても
集合的無意識のワナと知って遊ぶのと
(『あー、あほらし
『これコミでお給料なんだよねー』)
知らずに合わせさせられるのとでは
大違いなのです。
文化的に自然発生したシステムには
智慧が感じられます。
箱庭療法は
お座敷よりは
(最新の恐怖のTMS療法とかよりも)
かなりリーズナブルです。
(お財布に優しいということ)

中国で遊具に100人以上登り転倒で2人死亡PTSD予防中

中国東部にある
浙江省の
満開のツツジを鑑賞するお祭りで
伝統芸能の公演を見ようと
ピラミッド型の遊具に
登っていた人たちが
地面にたたき付けられました。
これまでに2人が死亡し
48人がけがをしたようです。
こころのケアが必要ですね。
 

裁判所が高浜原発再稼働認めずPTSD予防

関西電力
高浜原発
3,4号機の再稼働について
福井地裁は
住民の訴えを認め
運転を禁じる
仮処分決定を出しました。
昨年5月には
福島第一原発事故の影響で
関西に自主避難した男性に
賠償金の仮払いを命じる
仮処分が出ていますが
この男性については
「事故後
PTSDを発症し
働けなくなった」と
朝日新聞が書いています。
原発問題は
判決が出るのを待っていられないので
仮処分の制度が有効ですね。