本日は
山下清の命日です。
興行的な大成功のために
放浪できなくなってしまい
長生きできませんでした。
眼底出血で倒れ
療養中の49歳のとき
脳出血で永眠
知的障害ということになっていましたが
最近は記憶力の高さや
放浪中は
絵も日記も書かず
思い出して書いた。
几帳面さ
芸術性から
「アスペルガー症候群」「サヴァン症候群」「自閉症」等
情緒障害性が注目されるようになりました。
とはいっても
発達障害で
薬漬けコースの見立てだと思いますが…
映画のイメージは
本人が戸惑うほど実像とかけ離れていたようですが
のちに合わせて便乗
「吃音」の誇張は重要のようです。
ただし本人曰く「そんなにどもっていない…」
3歳の時に
風邪から
消化不良を起こして
高熱が出て
2か月ほど歩けなくなったあとに
死ぬかと思ったのですね。
のちに「水に溺れた」時の絵があるのも印象的です。
後遺症として
「言語障害」「知的障害」が起きたとされていますが
母親によると
どもるようになり
言語障害の実際
そのことでいじめられるようになったので
友達と遊ばず虫の観察や描画ばかりの生活になり
DSM学者によれば「自閉」化が加速
独特の性格が形成され
人間関係や常識を学べない。
ますますいじめられるようになったようです。
10歳で父親が他界すると成績が悪くなり
それまでは普通知能
酒乱のDV養父が来てからは急降下します。
臆病なのに
こころが凍りついていたのか
DVについては淡々と言語化
学校での集団いじめもひどくなり
家でも学校でも暴力を受ける。
爆発的な衝動性が出るようになりますが
誰も助けてくれない。
言葉では勝てないので
「ナイフ」を持ち出すようになり
年に5.6回となると
非行少年扱いですね。
施設に入所し
「貼り絵」と出会ったのでした。
たくさんの作品がありますが
「花火」がよくとりあげられるのは
爆発性の昇華かもしれないですね。
しかし
圧力は内向し
高血圧
極端な臆病については
戦争が怖いので
耳が聞こえないフリ・目が見えないフリで
徴兵逃れをしようとしたところからも
発達障害ではなかったと考えられている。
生涯消えなかったようです。