ジブリ『コクリコ坂から』」カテゴリーアーカイブ

『コクリコ坂から』もPTSD克服も『一日一生』だけでよい

$PTSD研究家翠雨の日記
犯罪者として
新聞にスクープされたことも
ある方ですが
 ―逮捕された緊張感で
 表情も違います。
 
 写真は印象を作り
 刷り込みを行う  ☚常識づくり
 怖さがありますね。
見事
でっちあげ裁判に打ち勝ち
 ―でっち上げた人は
 今は犯罪者です。
穏やかな笑顔です。
 ―キューブラー・ロスの
 苦痛を超えたところに
 学びがあり           ☚もともと優秀ですが
 癒しがある
というのを   ☚外からは毒
 実践された方です。
苦しい立場に立たされたとき
支えになったのは
天台宗大阿闍梨の
『一日一生』
偉業を成し遂げた方ですが
特別なことじゃなくて
「一日ずつの積み重ね」だと
書いてあり
それを素直に受け止められた  ☚素直さがすべて
わけです。
拘留中の
何1つ思うようにならない
環境のなかにあっても
 ―冷暖房もないんですよ。
朝起きて
ご飯を食べ
その日の日課をこなす
それが全てであり
PTSD研究家翠雨の日記
コクリコ坂の
高校生も
PTSD研究家翠雨の日記
修行僧も同じです。
そして
村木さんは
「ちゃんと怒ろう」と
日記に書かれていたそうです。
 ―読み返すと
 驚くほど感心なことが 
 書かれているものです。
 『これ、誰が書いたの?』って
 思うことないです?
 
怒るべき時には
怒り
泣くべき時には
泣かないと
だめですね。
 ―自分の本当の気持ちを大事にする。
 否認してるうちは
 籠の鳥です。
 そのうちへびがやってきて
 大変です。
日課の実際はそういうことであって
「今日も気合で
いじめっ子のご機嫌をとるぞ」とか
「がんばって
抗精神薬飲まなきゃ」とか
 ―子どもに
 こころを鬼にして       ☚存在が鬼です
「飲ませるのが親の務め」とか
そういうことではありません。
素直なこころで
できることを
繰り返すことなのでしょう。

吉本隆明さん大往生でも『コクリコ坂から』の戦後PTSD問題はこれから

87歳でした。
戦後最大の思想家と
書かれてます。
日本のアカデミズムにありがちな
西欧からの
借り物の学問と異なる視点から
 ―宮崎駿は
 『借りぐらしのアリエッティ』で
 この人のことも
 意識したかな?
常に
「現在」の問題を   ☚禅は今ここ
取り上げ続けた人です。
 ―ニュースや事件
 文化こそ大事です。
70年代以降
批評の対象は
心理学や宗教
古典など

幅広い領域へ拡張を続け
 ―この世界が
 あまりにひどいから
 死期が早まったかな?
 河合隼雄はASD死したしあせる
民衆の立場に寄り添う    ☚今は食い物
「大衆の原像」という思考の  ☚ユング的
立脚点は
揺るぎませんでした。
業界は
$PTSD研究家翠雨の日記崖の上のポニョの元型
お釈迦さまの時代以前からある
癒しのメカニズムについての
研究を
めちゃくちゃにしましたからね。
同じ問題意識をもつ
宮崎駿は
ポニョから始まる3部作で
 ―留学PTSDの夏目漱石に倣って
それに意義を唱え
人気を得ています。
『コクリコ坂から』は
PTSD研究家翠雨の日記
1963年の高校生が
精神的不調を起こしますが
精神科に行かず
 ―そういうおバカな発想はない時代
自力で
 ―周囲の見守りのなか
立ち向かうなか
PTSD研究家翠雨の日記
問題はピカドンに
さかのぼることを確認
 ―治療的退行
克服してゆく物語です。
福祉が充実していないのではありません。
福祉がおかしいのです。
こういうことを
思い出す必要があります。

なでしこジャパンの沢選手はうつ病にでっちあげられず「ストレス性めまい」の扱い

$PTSD研究家翠雨の日記
なでしこジャパンだし
 ―雅子さまと一緒で
 (やまとなでしこから脱却中の苦しみ)
 象徴的存在
 華厳経でもあるしね。
 
$PTSD研究家翠雨の日記花を飾る=華厳
スポーツ選手を
麻薬中毒にするわけにはいかないので
 ―うつ病治療には
 もれなく抗うつ剤がついてくるので
 復帰できなくなります。
 できても
 思想的におかしくなり
 
 でっちあげ発達障害とかにつながります。
症状診断名にして
原因に
ストレスをあげたのでしょう。
今日から
沖縄あたりで合宿らしいですが
参加できたかな?
うつ病じゃないから
現場からなるべく離れず
徐々に慣らしていけばいいですね。
 ―認知行動療法じゃないですよ。
 あれは現実適応じゃなくて
 薬に適応する手法です。

ポニョは家出コクリコ坂はエスケープでPTSD克服

$PTSD研究家翠雨の日記
エスケープという言葉が
2回ほど
出てきます。
 ―このおじさんは
 エライ人ですが
 高校生の頃
 よくしたそうです。
 伝統です。
あまりに頻繁に
サボっては
 ―それは単なる【逃避】【解離】ですね。
  ストレスに弱く
  流されているだけです。
尾崎豊になってしまいますが
 ―予後が悪い
ここぞ!という時には
必要です。
$PTSD研究家翠雨の日記
ポニョの家出も
同じですね。
家出する子どもなら
夜回りセンセイの周辺に
たくさんいます。
【如人千尺懸崖上樹】  ☚ポニョ
このクライマックスに
必要なことです。
青春は
実は
陰陽五行からきた言葉です。
5気のうち
木気は
色で言うと青
季節では春です。

一太極二陰陽の華厳の海に突き動かされる『コクリコ坂から』

PTSD研究家翠雨の日記
ヒロインは
幼いころから
亡き父のために
毎日旗を揚げています。
 ―旗が揚げられないと
 泣いたりしたそうです。
 忘れないことは
 それほど大事なことです。
PTSD研究家翠雨の日記
それに対し
主人公は
海から
返信していたのですが
 ―ポニョを助ける
 宗介もこういうの得意でしたね。
 いろいろ連動しています。
ヒロインは
それを知りませんでした。
PTSD研究家翠雨の日記
物語は
この絵で終わりますが
 ―ポニョが走り抜けた
 光の海にも
 似ています。
クライマックスに入る前
ヒロインは
画学生の描いたこの絵を観ます。
左に旗がありますが
「ヒロインからは
死角になって
見えなかいんだ」と
画学生は言ってました。
 ―【影】ですね。
 本人には一番わからないのです。
そして
「ダメだ。色が出てない…」と
言っていました。
このあと
ヒロインは
もともとまっすぐな性格ですが
さらに恐れず
まっすぐに問題に直面していきます。
 ―絵の迫力や
 会話から感じた何かに
 突き動かされたのでしょうね。
 自分のことだとは
 思ってないと思いますし
 画学生もそういうつもりで
 言ったのではないと思います。
 イメージにはパワーがあります。
 (知的には理解できない)
陰陽の呼応とも言えるし
影の統合の実際と言っても
いいと思います。
心理療法でも
終結する頃になって
「全てはあの絵のなかに
(夢のなかに)
あったなぁ」と
たいていわかります。
途中では絶対わかりません。
 ―傾聴してるとそうなるから
 傾聴するのみです。
面白いものです。

『コクリコ坂から』メルちゃんも統合失調症にでっちあげられる

ゲートキーパー宣言と言っても
メルちゃんみたいな症状は
物語の登場人物たちのように
見守って欲しいです。
 ―精神科を勧めるなんて
 1963年頃なら
 冗談にもなりません。
 今は相当狂った時代ですよ。
$PTSD研究家翠雨の日記
幻覚見て
驚愕してますね。
$PTSD研究家翠雨の日記
引きこもりも
見られますしね。
でも
それぞれ
きっかけとなる出来事があるし
こういうのに
突き動かされ
翻弄されながら
 ―むしろ必要
 薬で抑えては大変
あるべき方向へ
向かっていくんですよね。

花粉症もPTSDも薬ではなく食事から

アメーバからのお知らせのところに
ありましたダウン
★花粉症で薬を飲みたくない人へ★
花粉症は薬を飲まないと
どうしようもないものでも
ないようですね。
アレルギーですからね。
アトピーでも
ステロイド依存起こしたら
とんでもないことになりますよね。
 ―引きこもりの人もたくさんいますし
 元気そうに見えても
 骨も目も内蔵も神経も
 ボロボロになります。
 内服薬のなかには
 精神科の薬もあります。
$PTSD研究家翠雨の日記マイごはんが薬です。
やせるために
利尿剤依存症の人も
たくさん出ましたが
古典的な
食事と運動しか
ないですよね。
傾聴が
PTSDの予防にも治療にも
大事なように
毎日のごはんが
心身の健康の
予防にも治療にも
大事です。
PTSD研究家翠雨の日記
『コクリコ坂から』でも
ヒロインは
毎日おいしい食事を作りながら
勉強し
トラウマに立ち向かいます。
PTSD研究家翠雨の日記
禅寺でも
食事は大事な儀式です。
料理係は出世コースです。
PTSD研究家翠雨の日記
食べることは人生と
繋がっているんですね。

ピンク映画の女王だった73歳詐欺師とPTSDの中島知子さん&小向美奈子さん

高知県で
元女優の松井康子(73)が
逮捕されました。
 ―1960~70年代に
 多数の成人映画に出演し
 「ピンク映画の女王」と呼ばれたそうです。
知人男性(56)に
「戦後復興の秘密財産を移す関係で
海外に行かねばならない。
200万円ほど工面してもらえば助かる」などと
現金200万円を
だまし取ったようですが
「だますつもりなどなかった」と
言っています。
現実のルールを無視し
妄想のなかの警視総監に従う
中島知子さんと似てますね。
 ―嘘を言ってるのではないのです。
 象徴世界に住んでいる人の
 発言です。
 解読しないと意味不明です。
 参考書は
 ユングの『変容の象徴』などですが
 臨床心理士では読み解けません。
 
そして
戦争PTSDの徒花のような
産業の犠牲者でも
あると思います。
$PTSD研究家翠雨の日記
こういう人が
 ―生育歴にトラウマがあり
 美しく
 解離しやすい人
犠牲になりやすいのです。
PTSDは
放置すると
個人のなかでも
歴史のなかでも
連鎖しつづけます。
戦争は終わっていません。
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2011日本映画の興収第一位『コクリコ坂から』

洋画興収は
「ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2」で
96億円ですけどね。
コクリコは44億円
邦画のなかでも
「劇場版ポケットモンスター」が43億円
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」が41億円
ダントツというわけではないですが
集合的無意識に
支持されているのは確かでしょう。
そこには象徴があるはずです。

『コクリコ坂から』戦争PTSDの象徴原爆ドームの定期健診

$PTSD研究家翠雨の日記
3年に一度
ハンマーでたたいて
響きから
劣化を診断するそうです。
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ヒステリーチェックですねひらめき電球
 ―知ってますか?
$PTSD研究家翠雨の日記
こころは見えませんし
取り出せませんが
集合的無意識は
歴史の記憶ですから
文化のなかにあります。
象徴としての
世界遺産である
原爆ドームを
点検しながら
伝えていくことが
日本全体の
こころのケアになるのです。
$PTSD研究家翠雨の日記
『コクリコ坂から』は
戦争PTSDがテーマですが
この歴史的建造物を
みんなでお掃除して
蘇らせていると
ヒロインの抱えていた問題が
思いがけなく解消し
恋が成就しました。
 ―ヒステリーは多訴ですが
 実は【一即多】で
 根っこは1つです。
 そして縁起しています。