本当は
PTSDは思いのほかよくあちこちで発生していると思います。
心的外傷後ストレス障害のことだから。
ストレスなんてありふれたものの度合いがちょっと基準値をオーバーすると
知らない間に起こるわけで
この知らない間というのがまた厄介ですね。
ストレスを緩和しようとして
【解離(この場合は麻酔と訳したほうがわかりやすいでしょう)】が
起こる。
そういうのは無意識に処理されているから
意識的には平気なんですね。
でも不思議なおみやげがもれなくついてくる
「食べられない」
「眠れない」
「仕事にならない」
そして
「食べられないだけ」
「眠れないだけ」
「仕事ができないだけ」
と思う。
心的外傷(トラウマ)となるようなショックな事件は
思い出せないし、そんなのないと思う。
必要があって忘れてるのだから
思い出せるはずがない。
早く直したいから
できたら薬で治りたいと思うかもしれない。
しかし駅前のクリニックの自動ドアにたどり着くまえから
その人の診断名は決まっている。
『精神科医はシャーマンか?』 ←冗談でなく大昔はそうでした
うつ病とかバイポーラとか新型うつ病とか
流行の最先端の診断ではあるけど…
心理療法でも
傾聴せず、常識にとらわれたものでは
とてもPTSDにたどりつくことができません。
【知的障碍】【適応障碍】として
処理されます。
「否認」カテゴリーアーカイブ
ラポート形成能力の解離
橋をかける
リンゼイさん殺害容疑の市橋被告、バラバラ殺人容疑の三橋被告
共時性(意味ある偶然の一致)
私が京都で呑んだら、ナミビアのブッシュマンが踊りだす
…ことはないっか。
無意識の研究によれば、まあそういう意味になります。
ラポート形成(橋をかける)能力は誰でも持っています。
5歳の宗介でも持っています。
当たり前にできることができなくなることを
当然知っているはずのことがわからなくなってしまうことを
怖いはずのものが怖くなくなってしまうことを
【解離】と言います。
PTSDを否認する心理療法家のラポート能力は
【解離】しています。
DVの心理療法を否認する精神科医②
2年前は、DVシェルターでの箱庭療法を愛知教育大学で発表した。
指定討論者は精神科医で、前日のワークショップでDVと箱庭について担当している。
前年も私の指定討論者は精神科医だったが、これが前代未聞の乱暴狼藉ぶりで
司会者の終了のあいさつを待たず、自分たちを殺す気かと怒りながら退室してしまった。
ある雑誌でこの人物を崇めるようなことを書いていたので、期待はしていなかったが…。
公的DVシェルターは短期の滞在が基本なので、心理療法は無効だとコメントし、
箱庭の細部には触れなかった。
発表ケースはその例外で長期化していたし、入所は二回目なので数年にわたる観察であった。
心理療法の学会に精神医学の悪しき実態を持ち込むのは困ったものである。
代表的なのは、
①治療は長期化するものという常識
②治療への危険視
私の考えは、
①根本的な診断ミス&処方ミスで長期化重症化しているものが精神科には多すぎる。
②問題を訴えているのに、それを否認する方が危険である。
加えて
③応急処置も大事
この時の司会者もまた指定討論者に媚び、解説を短くするように要求したうえ、約束を守らず、残り時間5分になって
「資料の解説をしていただけますか」ときた。
話にならないので、フロアーの人たちと内容に踏み込んだ心理学的な意見交換をしながら交流を楽しんだ。
昨年、その指定討論者はDVのワークショップも開かず、他の発表会場の指定討論者もしていなかった。
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DVの心理療法を否認する精神科医①
4年前、明治大学でDVシェルターでの箱庭のケースを発表したときのこと。
司会者と指定討論者にあらかじめ
発表内容と所要時間などを書いたものを郵送した。
司会者から電話
指定討論者(精神科医)のコメントする時間が短くなるから
発表時間を短くするように指示された。
『誰のための発表だ』と思ったが、
受諾し、計画を練り直した。
発表の数日前に司会者からまた電話
なんと顔面麻痺になり、司会ができなくなったと言う。
後遺症も残るかもしれないと心痛な声。
当日、発表時間ぎりぎりに別の司会者と登場した指定討論者はいきなり
「陰陽五行説と箱庭の関係についてはカットしてほしい」
と言う。
「学会を何だと思っているんですか」
と反論すると引き下がったが、今度は司会者が
「発表時間が長すぎる。先生(指定討論者)のお話が短くなるから、もう少し短くして」
急遽手短に発表したが、
指定討論者のコメントは
「DVシェルターで箱庭をするのは危険です。発表者は子どもに無理に箱庭をさせています。信頼できる人に一から学びなおしてください。」
何たるデタラメ
無理にさせたことはないし、充分意味があると思ったから発表しているのだと反論すると、
黙り込んでしまう。
時間中、時々
「DVシェルターで箱庭をするのは危険です」とのみ
壊れたテープレコーダーのような呟きを繰り返す。
それ以外の発言はなかった。
指定討論者は吃音だった。
対人関係のストレスに敏感で、そのコントロールが大学を退官する年齢を超えてもできなかったとみえる。
一年後訃報を聞いた。
死因は不明である。
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否認されるPTSDに罪悪感
現在は、すっごくフクザツーな事情があるらしく、
【PTSD】とか【こころのケア】は禁句のようです。
心理学用語で【否認=あるのにないと言い張る】と言います。
何かを守るためになんでもする。その過程で必要なのでしょう。
カウンセリングの基本は【傾聴】です。
ひたすら(自分を無にして)相手の話を聞いていくはずだったのですが、
最近は教育指導が主流です。
精神科の先生が学会の重鎮に多かったせいでしょうか。
今は【PTSD】は思いのほか多いという実感なのですが、
長らく嫌ってきたので、妙な責任感を感じています。
それでブログなんか始めてしまいました。
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DVの心理療法を否認する精神科医②
2年前は、DVシェルターでの箱庭療法を愛知教育大学で発表した。
指定討論者は精神科医で、前日のワークショップでDVと箱庭について担当している。
前年も私の指定討論者は精神科医だったが、これが前代未聞の乱暴狼藉ぶりで
司会者の終了のあいさつを待たず、自分たちを殺す気かと怒りながら退室してしまった。
ある雑誌でこの人物を崇めるようなことを書いていたので、期待はしていなかったが…。
公的DVシェルターは短期の滞在が基本なので、心理療法は無効だとコメントし、
箱庭の細部には触れなかった。
発表ケースはその例外で長期化していたし、入所は二回目なので数年にわたる観察であった。
心理療法の学会に精神医学の悪しき実態を持ち込むのは困ったものである。
代表的なのは、
①治療は長期化するものという常識
②治療への危険視
私の考えは、
①根本的な診断ミス&処方ミスで長期化重症化しているものが精神科には多すぎる。
②問題を訴えているのに、それを否認する方が危険である。
加えて
③応急処置も大事
この時の司会者もまた指定討論者に媚び、解説を短くするように要求したうえ、約束を守らず、残り時間5分になって
「資料の解説をしていただけますか」ときた。
話にならないので、フロアーの人たちと内容に踏み込んだ心理学的な意見交換をしながら交流を楽しんだ。
昨年、その指定討論者はDVのワークショップも開かず、他の発表会場の指定討論者もしていなかった。
DVの心理療法を否認する精神科医①
4年前、明治大学でDVシェルターでの箱庭のケースを発表したときのこと。
司会者と指定討論者にあらかじめ
発表内容と所要時間などを書いたものを郵送した。
司会者から電話
指定討論者(精神科医)のコメントする時間が短くなるから
発表時間を短くするように指示された。
『誰のための発表だ』と思ったが、
受諾し、計画を練り直した。
発表の数日前に司会者からまた電話
なんと顔面麻痺になり、司会ができなくなったと言う。
後遺症も残るかもしれないと心痛な声。
当日、発表時間ぎりぎりに別の司会者と登場した指定討論者はいきなり
「陰陽五行説と箱庭の関係についてはカットしてほしい」
と言う。
「学会を何だと思っているんですか」
と反論すると引き下がったが、今度は司会者が
「発表時間が長すぎる。先生(指定討論者)のお話が短くなるから、もう少し短くして」
急遽手短に発表したが、
指定討論者のコメントは
「DVシェルターで箱庭をするのは危険です。発表者は子どもに無理に箱庭をさせています。信頼できる人に一から学びなおしてください。」
何たるデタラメ
無理にさせたことはないし、充分意味があると思ったから発表しているのだと反論すると、
黙り込んでしまう。
時間中、時々
「DVシェルターで箱庭をするのは危険です」とのみ
壊れたテープレコーダーのような呟きを繰り返す。
それ以外の発言はなかった。
指定討論者は吃音だった。
対人関係のストレスに敏感で、そのコントロールが大学を退官する年齢を超えてもできなかったとみえる。
一年後訃報を聞いた。
死因は不明である。
否認されるPTSDに罪悪感
現在は、すっごくフクザツーな事情があるらしく、
【PTSD】とか【こころのケア】は禁句のようです。
心理学用語で【否認=あるのにないと言い張る】と言います。
何かを守るためになんでもする。その過程で必要なのでしょう。
カウンセリングの基本は【傾聴】です。
ひたすら(自分を無にして)相手の話を聞いていくはずだったのですが、
最近は教育指導が主流です。
精神科の先生が学会の重鎮に多かったせいでしょうか。
今は【PTSD】は思いのほか多いという実感なのですが、
長らく嫌ってきたので、妙な責任感を感じています。
それでブログなんか始めてしまいました。