アラバマ州立大学で
神経科学の教授が
教授会中に銃を乱射し、
3人が死亡、3人が重症を負った事件は
世界を震撼させましたが…
朝日新聞昨日夕刊によれば
米国の大学では
「テニュア」と呼ばれる終身在職権があり
それは特に優れた業績をあげた教授に与えられる
という。
テニュアを得ると
本人の意に反しての退職を強いることができないし
給与や講座維持で優遇されるという。
しかし
当然ながら
審査は厳しく
競争率も年々UPしているという。
テニュア取得のメリットのなかで
意に反する退職強要の恐れゼロ
というのをみて
ああこれだ!と思った。
世の中には理不尽なこと不条理なことが多いが、
学問や臨床の世界も同じで
信じたことを純粋に貫き通すのは
至難の業である。
(だから『崖の上のポニョ』がうまれたのです)
間違った診断名に基づき
間違った治療法をし
できたらPTSDを不適応や学習障害あるいは
不治の病のウツとして
認知症として
また
怠け者や仮病と考える世間に迎合しながら
仕事をすると
認められやすい。
この教授は案外
純粋に学問をしていたのではないか?
ふとそんな風に感じた。
そうではなかったかもしれないし
何より
犯罪はいけない。
しかし
犯罪心理の追求は
今後の抑止力として
重要である。
もはや【異常者による異常な事件】として
片付けて済まされる時代ではない。
「無差別殺人」カテゴリーアーカイブ
アラバマ大学銃乱射事件
2010.02.13 Web posted at: 13:40 JST Updated – CNN
アラバマ大学内で12日夕方銃乱射事件が発生した。
教授、職員ら3人が死亡、3人が負傷した。重体に陥っている負傷者もいる。
乱射は教員会議で起き、拘束された容疑者は女性の教授との情報がある。
当時、校内にいた学生の数は不明だが、
事件の発生は学生に1時間以上、知らされなかったという。
同大の広報担当は、別の1人も拘束されたと述べ
ハンツビルの地元警察当局者は、複数の共犯がいる可能性もあると述べた。
事件は化学部が入るキャンパスの建物内で午後4時前に発生。
この施設は閉鎖されたが、同5時45分ごろに開放された。
事件を受け、授業や運動関連の行事は2月15─19日の間、中断することを決めた。
無差別殺人の流行は
恐ろしいですね。
教授会議で
教授が銃乱射…
そんな風に銃を使ってはいけないことは充分知っていて
その銃はおもちゃではないことはわかっていて
引き金を引いたらどうなるかわかっていて
自分がどういう立場にたたされるかよく知っていて
それでも
引き金を引いたんですよね。
まちがいなく【解離】によるものですね。
【PTSD】に罹患していたわけです。
何らかの理不尽な経験からの【トラウマ】が
時を経て
凶行に走らせたのです。
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アラバマ事件続報~終身在職拒否され女性教授発砲
米アラバマ大学ハンツビル校で発砲を受け、
担架で救急車に運ばれる人たち=AP
AP通信などによると、
米南部アラバマ州ハンツビルの
アラバマ大学ハンツビル校で
12日午後(日本時間13日朝)
生物学部の教職員会議の最中に発砲事件があり、
教員3人が死亡、教員2人と職員1人が負傷した。
負傷者のうち2人は重体。死傷者に学生は含まれていない。
地元紙ハンツビル・タイムズ(電子版)によると、
同学部の女性教授エイミー・ビショップ容疑者が発砲に絡んで逮捕され、
その夫も拘束された。
ビショップ容疑者はハーバード大学で神経科学を学んだ。
CBSニュースによると、
同日朝、大学から終身在職を拒否され、
午後の会議に姿を見せた際に発砲したという。
ハンツビルはアラバマ州北部の中心都市。
アラバマ大学ハンツビル校は学生数約7500人。
米軍の軍医の乱射事件も
今回のこの事件も
精神科&神経科の専門家によるものです。
この研究分野が
今、迷走していることを暗喩する
とても【象徴的】な現象であるような
…そんな気がします。
アラバマ大学銃乱射事件
2010.02.13 Web posted at: 13:40 JST Updated – CNN
アラバマ大学内で12日夕方銃乱射事件が発生した。
教授、職員ら3人が死亡、3人が負傷した。重体に陥っている負傷者もいる。
乱射は教員会議で起き、拘束された容疑者は女性の教授との情報がある。
当時、校内にいた学生の数は不明だが、
事件の発生は学生に1時間以上、知らされなかったという。
同大の広報担当は、別の1人も拘束されたと述べ
ハンツビルの地元警察当局者は、複数の共犯がいる可能性もあると述べた。
事件は化学部が入るキャンパスの建物内で午後4時前に発生。
この施設は閉鎖されたが、同5時45分ごろに開放された。
事件を受け、授業や運動関連の行事は2月15─19日の間、中断することを決めた。
無差別殺人の流行は
恐ろしいですね。
教授会議で
教授が銃乱射…
そんな風に銃を使ってはいけないことは充分知っていて
その銃はおもちゃではないことはわかっていて
引き金を引いたらどうなるかわかっていて
自分がどういう立場にたたされるかよく知っていて
それでも
引き金を引いたんですよね。
まちがいなく【解離】によるものですね。
【PTSD】に罹患していたわけです。
何らかの理不尽な経験からの【トラウマ】が
時を経て
凶行に走らせたのです。