二順は
大怪我をして
入院中です。
身体のケアも大事ですが
周囲の人たちの
こころのケアも
上手で自然です。
母は
農繁期の多忙を
兄に任せ
看病し
占い師がいつか言った言葉で
大丈夫元に戻れるよ
と言ってあげます。
生意気な
鬼猫も
彼独特の言い方で
励まします。
先輩の名前を挙げ、
いつか内臓が出てしまった
らしいけど
今は平気だとか
生々しいですが
かえって
大丈夫な気がしてきます。
身体の傷が癒えてくると
時間が直してくれる
ということも
学習する。
そのうちリハビリへ移行
みんなのおかげで
いろんなものに
支えられて危機は
回避できました。
でも
一番大事なのは
怪我をした場所に
戻ったことですね。
怖いからと
やめてしまうと
トラウマになります。
非回避
即
回避
の法則です。
「獅子頭」カテゴリーアーカイブ
朝日新聞『獅子頭』第十五話 応急処置≠治療
二順は
モンゴル公演に
来ています。
大自然は
彼を開放的な気分に
してくれて
生意気な
鬼猫も
心もとない
存在に感じます。
相対化ですね。
しかし
ここで問題が起きました。
練習中
高所から
落下
右肩&左足など
4箇所骨折しました。
現地の
軍の医務室で
応急処置をし
翌日
病院に入院しました。
応急処置は
あくまで
応急処置なんですよね。
本格的な
治療をしなければ
骨が
曲がったまま癒着してしまいます。
トラウマも
同じこと
自分を助けるために
とりあえず
とっさに
行動したのは
間違っていませんが
助かったからと
そのままにしておくと
認知のゆがみを
生じてしまいます。
認知がゆがむと
行動も
ゆがみます。
JAYWALKが歌うように
スタートとゴールを
間違うと
依存症など
PTSDを生みます。
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第十四話 無心の傾聴
上海の獅子頭は
黄金色のソースが
たっぷりかかり
千切り生姜が
獅子の長い毛並み
みたいで
味も凄かった。
雑技学校に戻ると
父の獅子頭は二個も
埋められていたが
なんだか
みすぼらしく
思えて
うれしくない。
相対化の
悲しい
問題点だ。
しかし
この父の凄いところは
息子の話を
熱心に聴き
息子がであった
獅子頭を
想像し
再現しようとする
点にあると思う。
変化できなければ
人間は死んだも
同然
最悪の場合は
本当に
死んでしまう。
いかに変われるか
その秘策が
父親の
この無心の傾聴にあり
それが息子の成長を
支えているのだと思う。
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第十五話 応急処置≠治療
二順は
モンゴル公演に
来ています。
大自然は
彼を開放的な気分に
してくれて
生意気な
鬼猫も
心もとない
存在に感じます。
相対化ですね。
しかし
ここで問題が起きました。
練習中
高所から
落下
右肩&左足など
4箇所骨折しました。
現地の
軍の医務室で
応急処置をし
翌日
病院に入院しました。
応急処置は
あくまで
応急処置なんですよね。
本格的な
治療をしなければ
骨が
曲がったまま癒着してしまいます。
トラウマも
同じこと
自分を助けるために
とりあえず
とっさに
行動したのは
間違っていませんが
助かったからと
そのままにしておくと
認知のゆがみを
生じてしまいます。
認知がゆがむと
行動も
ゆがみます。
JAYWALKが歌うように
スタートとゴールを
間違うと
依存症など
PTSDを生みます。
朝日新聞『獅子頭』第十四話 無心の傾聴
上海の獅子頭は
黄金色のソースが
たっぷりかかり
千切り生姜が
獅子の長い毛並み
みたいで
味も凄かった。
雑技学校に戻ると
父の獅子頭は二個も
埋められていたが
なんだか
みすぼらしく
思えて
うれしくない。
相対化の
悲しい
問題点だ。
しかし
この父の凄いところは
息子の話を
熱心に聴き
息子がであった
獅子頭を
想像し
再現しようとする
点にあると思う。
変化できなければ
人間は死んだも
同然
最悪の場合は
本当に
死んでしまう。
いかに変われるか
その秘策が
父親の
この無心の傾聴にあり
それが息子の成長を
支えているのだと思う。
朝日新聞『獅子頭』第十三話 『ザ・コーヴ』アカデミー賞
二順と鬼猫は
憧れの上海の大舞台にも
立つようになり
ました。
気候が違い
食べ物が違い
幼少の頃から
毎日毎日鍛えられた
団員たちですら
公演中以外は
ぐったりしています。
しかし
この二人だけは
いたずらしたり
ふざけたりしながら
トレーニングを続け
公演は大成功
皆に祝福され
目をきらきらさせています。
まじめさも大事ですが
楽しみながら
継続させるのは
もはや【才能】なのでしょうね。
テーマの
獅子頭
(肉団子)にも
出会いました。
日頃
父親がおまけしてくれる
獅子頭も
ありがたかったけど
ここの名物獅子頭は
巨大で熱く
いつものと
ぜんぜん違います。
食べ物は
自己実現の過程での
隠されたテーマ
ではないかと
思います。
二順も
最初
南方の甘い料理は
苦手でしたが
一ヶ月もいますと
滋味を感じるようになり
獅子頭とも出会ったようです。
姿かたちは
同じ人間が
気候の違いから
いろんな瞑想をし
そこから哲学が生まれ
それをもとに
料理や
病気の治療や
住まいの形や
着るもの
踊りや
音楽が
派生したのだと
想いました。
イルカ漁批判も
ここから
再考してほしいですね。
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第十三話 『ザ・コーヴ』アカデミー賞
二順と鬼猫は
憧れの上海の大舞台にも
立つようになり
ました。
気候が違い
食べ物が違い
幼少の頃から
毎日毎日鍛えられた
団員たちですら
公演中以外は
ぐったりしています。
しかし
この二人だけは
いたずらしたり
ふざけたりしながら
トレーニングを続け
公演は大成功
皆に祝福され
目をきらきらさせています。
まじめさも大事ですが
楽しみながら
継続させるのは
もはや【才能】なのでしょうね。
テーマの
獅子頭
(肉団子)にも
出会いました。
日頃
父親がおまけしてくれる
獅子頭も
ありがたかったけど
ここの名物獅子頭は
巨大で熱く
いつものと
ぜんぜん違います。
食べ物は
自己実現の過程での
隠されたテーマ
ではないかと
思います。
二順も
最初
南方の甘い料理は
苦手でしたが
一ヶ月もいますと
滋味を感じるようになり
獅子頭とも出会ったようです。
姿かたちは
同じ人間が
気候の違いから
いろんな瞑想をし
そこから哲学が生まれ
それをもとに
料理や
病気の治療や
住まいの形や
着るもの
踊りや
音楽が
派生したのだと
想いました。
イルカ漁批判も
ここから
再考してほしいですね。
朝日新聞『獅子頭』第十二話 生意気!が大切
最近のドラマは
短くなったと聞きますが、
小説も
そうなのでしょうか。
お話は
トントン進み
二順は
生意気な
鬼猫と
協力しながら
芸道まっしぐらです。
PTSD克服の過程では
【内なる鬼猫】の
伴走があるかもしれません。
【生意気】というのが
ポイントですね。
【わがまま】と同じで
悪い意味で使われることが
多くなりましたが、
本来は
人間のこころは
生意気でなければなりません。
文字通りの意味ですよ。
漢字をよーく
見てください。
小学生レベルの話ですみません。
道元とポニョを一緒にするような
人間の言うようなことですから…
道元なら
カツカツパッチとか
言うのでしょうね。
魚がぴちぴち跳ねてる様子です。
禅風を吹かせましょう!
続きを読む
朝日新聞『獅子頭』第十二話 生意気!が大切
最近のドラマは
短くなったと聞きますが、
小説も
そうなのでしょうか。
お話は
トントン進み
二順は
生意気な
鬼猫と
協力しながら
芸道まっしぐらです。
PTSD克服の過程では
【内なる鬼猫】の
伴走があるかもしれません。
【生意気】というのが
ポイントですね。
【わがまま】と同じで
悪い意味で使われることが
多くなりましたが、
本来は
人間のこころは
生意気でなければなりません。
文字通りの意味ですよ。
漢字をよーく
見てください。
小学生レベルの話ですみません。
道元とポニョを一緒にするような
人間の言うようなことですから…
道元なら
カツカツパッチとか
言うのでしょうね。
魚がぴちぴち跳ねてる様子です。
禅風を吹かせましょう!
朝日新聞『獅子頭』第十一話 獅子頭の二重性
雑技の訓練で疲れた
二順の心身を
食堂のおいしいご飯が
癒してくれます。
しかも
食堂には
父ちゃんがいて
苦労を見守ってくれていますし
ちょっとえこひいきして
ご飯の底に
獅子頭(肉団子)を
忍ばせておいてくれます。
親子であること
そしてこのおまけは
父子の秘密です。
まあ黄先生とかは知っていることですが
このくらい開放された
秘密が
ちょうどいいと思います。
あんまり
閉じられすぎた秘密をもつと
苦しさも倍増しますから。
ほどよい秘密は
こころを癒し
エネルギーとなり
人を大きく成長させます。
年齢的に
ぎりぎりセーフで
入学した雑技学校でしたが、
3年間で
雑技の能力も
格段にアップし
天才的な
鬼猫くんとのペアで
公演を成功させ
厳しい黄先生に
抱きしめ
ほめられるようにまで
なりました。
肉団子のことを
獅子頭というのですね。
そして
第一話に出てきた
獅子頭は
お祭りでみる獅子の被り物でした。
二重の意味をもつ
獅子頭が
このお話
ひいては
PTSD克服の過程の
カギになると
予想されます。
物語の重要な
フセンは整いました。
あとは
急成長→急降下→克服
が描かれると
思います。
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