朝日新聞『獅子頭』第十七話 PTSD回復期の問題

怪我休養中に
対人関係も
微妙に
変化
しています。
鬼猫は
相変わらず
生意気なまま
精進を続け
猿への進化」を
遂げていたことに
気づき
二順は
慌てます。
一緒に大会に行けないのも
残念です。
今までは
怪我が治ることだけ
考えてれば
よかったのですが
いきなり現実が
戻ってきました。
PTSD回復時にも
よくある問題です。
よくなったから
周囲は
もう大丈夫!と
思います。
(確かに
そうなのですが)
ふっと
寂しくなって
(これはなかなか
理解してもらえない心境です。
何甘えてんだ?とか)
悪化する人もいますし
残念なことに
なることも
ないではありません。
父親は
獅子頭研究の成果を
二順に味わってもらいます。
自信満々なのに
否定され
(二順はすまなさそう
に首を振っただけなのですが)
生意気になったと
怒ります。
説明を聞いて
すぐ二順の優しさに
微笑みますが。
これも
子どもが個性化(自己実現)するとき
起こりがちです。
PTSD罹患者の周りの人は
この父親ほど
物分りがよくない。
ブログで
わかりやすい説明を見つけましたよ。
トラウマを
整理しようとしたけど
相手が
「そんなことなかった」
「いまさらそんなこと言わないで」
と泣いたり
怒ったり
倍返しされると…
(名前を書いた方がよかったらコメント下さいね)
周囲の
【否認】は強烈です。

これは
最大の難関と
心得たほうがいい。
DVなんかの場合には
ムリと言い切る人も
多いですからね。
必ずしもそうは
思いませんが
難しいのは
確かです。
これがうまくいかないからって
失望することは
ありません。

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