舞台恐怖症という名の
PTSD克服中に
PTSD日本女性に
巻き込まれ
―癒しあうのではなく
無意識的にとはいえ
利用するのですから…
苦境にいる二順を
日本人女性の母親である
大物PTSD女性が
なぐさめる。
なんてややこしい構図
謝罪すべき存在が
思いやりを示すなんて…
倒錯はなはだしい
なぐさめの内容も
相当ズレてるのですが
親切に対して
無碍な反応はしにくいですね。
あんまり複雑すぎて
二順は
わけがわからなくなっています。
飽和状態というのでしょうか…
PTSDって
シンプルな理屈で罹患するし
シンプルな方法で
癒されるけど
当事者のあり方は
百花繚乱 ←華厳的な言葉ですね
発症したばかりの人と
治癒間際の人では
別疾患に見えます。
理論を知っている人と
知らない人でも
違うし
それなりの治療を受けている人と
放置されている人では
全く違います。
加えて
人格障害様の
甘えや見捨てられ不安からくる
対人操作
激しい怒りから
後先考えないメンバー攻撃
グループセラピーは
むつかしいですよ
「獅子頭」カテゴリーアーカイブ
朝日新聞『獅子頭』第百九十四話 漢字すら陰陽にしてしまう日本文化
日本に来た
中国人が
浅草寺に来て
あさくさと言ったり
せんそうジと言ったりすることを
不思議に感じています。
日本では
当たり前すぎて
意識しませんが
音読みと訓読みは
陰陽ですね。
中国由来の
漢字すらこのありさまです。
何でも
日本流にしてしまいます。
無意識の分析をするとき
いかに強烈な日本文化があるか
配慮する必要があります。
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朝日新聞『獅子頭』第百九十四話 漢字すら陰陽にしてしまう日本文化
朝日新聞『獅子頭』第百九十三話 駄洒落と無我の神さま
中国人が日本のお寺に
やってきました。
―仏教にしても
陰陽五行説にしても
本場は中国ですが
日本人は几帳面に取り入れつつ
進化させています。
おさい銭を
奮発しようとして
―現世利益観念強く
信仰篤いから
「五円でいいから」と
言われ
そんなんじゃ
神さまが儲からないじゃないかと
反発しますと
それが日本文化だと
諭されます。
五円はご縁にかけてるんですね。
日本文化も
無意識も駄洒落が好きです。
何事においても
一面的な理由は
好まれません。
すぐ「オチは?」
「そのこころは?」って
聞かれます。
それに日本は【甘え文化】だから ←精神分析が指摘
神さまに甘えるんです。
無理にお金を調達したりしたら
「水くさい!」と
神さまに怒られます。
そんなお金も出せない
宇宙の果てに零れ落ちた人を
観音さまは
掬うのです。
お金の工面のために使う努力は
別なところで使うのです。
―だから心理療法でも
有料化が困難です。
瀬戸内寂聴さんは
著作で都合し
迷える人からは搾取しません。
親から治療費もらって
虐待の話なんかできませんし…
金は天下の回り物ですし…
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朝日新聞『獅子頭』第百九十三話 駄洒落と無我の神さま
中国人が日本のお寺に
やってきました。
―仏教にしても
陰陽五行説にしても
本場は中国ですが
日本人は几帳面に取り入れつつ
進化させています。
おさい銭を
奮発しようとして
―現世利益観念強く
信仰篤いから
「五円でいいから」と
言われ
そんなんじゃ
神さまが儲からないじゃないかと
反発しますと
それが日本文化だと
諭されます。
五円はご縁にかけてるんですね。
日本文化も
無意識も駄洒落が好きです。
何事においても
一面的な理由は
好まれません。
すぐ「オチは?」
「そのこころは?」って
聞かれます。
それに日本は【甘え文化】だから ←精神分析が指摘
神さまに甘えるんです。
無理にお金を調達したりしたら
「水くさい!」と
神さまに怒られます。
そんなお金も出せない
宇宙の果てに零れ落ちた人を
観音さまは
掬うのです。
お金の工面のために使う努力は
別なところで使うのです。
―だから心理療法でも
有料化が困難です。
瀬戸内寂聴さんは
著作で都合し
迷える人からは搾取しません。
親から治療費もらって
虐待の話なんかできませんし…
金は天下の回り物ですし…
朝日新聞『獅子頭』第百二十九話 非合理なこころ
二順の元妻は
意志の人で
―国から
離婚しなさいと言われても
納得できなくて
日本に来て確かめようとする人です。
二順の本心が聞きたかった。
なのに
本心が語られると
―今の状況はまちがいで
今回結婚させられた女性のことは
なんとも思っていないと
逆にひどく傷つき
腹立たしくなり
説教してしまった。
そんな無意味なことのために
なぜ自分がこんなに
混乱させられるのか
わけわからないと
言うことでしょうか。
それで
とっさに
カレーライスと中華料理を
一緒にした創作料理をやれと
課題を出し
少し救われたようだ。
人間のこころって
面白いですネ。
合理的意識的なばかりじゃないんですね。
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朝日新聞『獅子頭』第百二十九話 非合理なこころ
二順の元妻は
意志の人で
―国から
離婚しなさいと言われても
納得できなくて
日本に来て確かめようとする人です。
二順の本心が聞きたかった。
なのに
本心が語られると
―今の状況はまちがいで
今回結婚させられた女性のことは
なんとも思っていないと
逆にひどく傷つき
腹立たしくなり
説教してしまった。
そんな無意味なことのために
なぜ自分がこんなに
混乱させられるのか
わけわからないと
言うことでしょうか。
それで
とっさに
カレーライスと中華料理を
一緒にした創作料理をやれと
課題を出し
少し救われたようだ。
人間のこころって
面白いですネ。
合理的意識的なばかりじゃないんですね。
朝日新聞『獅子頭』第百八十話 トラウマと感情
PTSDの二順が
(悪い日本人と中国人たちに
翻弄されて)
離婚させられた元妻も
深く傷ついています。
なんとか
真相を知りたいと
日本にやってきて
気丈に振舞ってきましたが
いざ
元夫二順を前にすると
真実を知る恐怖が
意識を覆います。
本当に言いたいのは
「何があったの?」
「あなたはどうしてしまったの?」
でしょう。
しかし
「今のこの結婚生活は間違いだ。
離婚して
もう一度君と再婚する」という
二順に
「軽々しく
そういうことを言うもんじゃない。
何もわかっていない」と
突き放します。
本当は
真実を知り
苦しみを癒しあい
もとの幸福な家庭を
取り戻したいだけなのに…
トラウマは
人を感情的にし
人間関係を複雑にします。
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朝日新聞『獅子頭』第百八十話 トラウマと感情
PTSDの二順が
(悪い日本人と中国人たちに
翻弄されて)
離婚させられた元妻も
深く傷ついています。
なんとか
真相を知りたいと
日本にやってきて
気丈に振舞ってきましたが
いざ
元夫二順を前にすると
真実を知る恐怖が
意識を覆います。
本当に言いたいのは
「何があったの?」
「あなたはどうしてしまったの?」
でしょう。
しかし
「今のこの結婚生活は間違いだ。
離婚して
もう一度君と再婚する」という
二順に
「軽々しく
そういうことを言うもんじゃない。
何もわかっていない」と
突き放します。
本当は
真実を知り
苦しみを癒しあい
もとの幸福な家庭を
取り戻したいだけなのに…
トラウマは
人を感情的にし
人間関係を複雑にします。
朝日新聞『獅子頭』第百七十八話 PTSDは矛盾
わけがわからないまま
結婚させられたために
離婚することになった
元妻との再会
涙は出るし
声も出ません。
元妻の手をつかむのが
精一杯です。
元妻は震えていましたが
気丈にも
「知らんぷりするんだよ」と
手を振り払います。
理性的でクールな反応です。
二順は余裕がないので
行動がストレートですが
元妻は
自分たちが置かれた現状を
客観視しているのです。
離れていても
一緒に傷ついています。
でも傷つき方に温度差が
あります。
辛いことを
つらいと表現することは
大事ですし
辛さを客観視できないと
運命に翻弄されてしまいます。
元夫婦で
(現実には今も夫婦かも)
問題を乗り越えていくってことも
あるのかも知れませんね。
陰陽セットですからね。
普通は
一人の人が
陰陽という矛盾を抱えながら ←PTSDは矛盾です
問題に当たります。
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