問題の多い国家資格ですが
取得に二の足を踏む理由の第一は
「連携」が強調されているところです。
特に
公認心理師法第42条第2項の「主治の医師」の指示と
クライエントの利益や守秘義務が相反すると
誤診と薬害平気症で
心療内科の手先でない限り
たいていは相反するから
仕事量は倍になるのでは…(◎_◎;)
面倒至極なことになります。
カウンセラーひなたあきらさんがご紹介の
事例がわかりやすいです。
日本公認心理師協会副会長が
公認心理師の試験直前に上梓
公認心理師の登録をしてしまうと
クライエントに
主治医の了解を得ることについて
クライエントから了解を取り
そのうえで
心理職としての自分の見立てや計画などを書いたものを
クライエントさんから主治医に届けてもらう必要が出てきますが
これだけで大変
しかも無給
それが突き返される場合もあるのです。
主治医の方では
連携は面倒だというのは許される。
対人関係能力というか
コミュニケーション能力に
課題をもっている人が殆どですから
たちまち
板挟みとなり
大変侵襲的で危険な状態になります。
この先生は
最終的に
そんな主治医とも連携をとって
(主治医の認知行動療法までしないといけない)
カウンセリング継続中のようで
臨床家の鏡のようなお方ですが(?)
そういう臨床哲学をふまえて
逐一の事例をフツーにこなすタフさが
公認心理師に必要とされているわけなのです。
学校の先生が
こどもより書類と向き合うように
仕向けられたのと似てるかな。