『とんび』絵を描くことで動き出すPTSD

保育士は
型通り
「家族の絵を描いてみましょう」と
言うのですが
母親がいない子は
複雑な思いを感じます。
 ―昔の先生は
 配慮してましたがね。
でも
子どもなりに
現実に適応しようと
健気に考えるもので
写真を手に入れて
みんなと一緒に
描こうとしました。
ところが
それはフツーの子どもたちからすれば
!?
写真を取り上げ
みんなで回し見ながら
考えます。
 ―不安にかられてますから
 滅茶苦茶の
 大騒ぎになってしまいますが…。
取り上げられた子は
不安から
男の子とけんかしてしまいます。
こういう背景で
向精神薬飲ませられる子も
多いのでしょうね。
絵は現実と結びついてますから
PTSD児にとっては
鬼門です。
 ―変化宮
それを有効利用するのが
心理療法です。

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