『痴人の愛』も『源氏物語』型PTSD負の連鎖

悪女の代名詞になった
ナオミは
どのように作られたのでしょうか?
PTSD解離人格の
基礎を作ったのは
実家でしょうが
 ―度々家出していたらしい。
堅物の主人公が
火に油を注いだところも
大きいです。
自分の理想に仕立ててから
結婚しようという
試みや
 ―相互関係のなかで成長しようという
 視座でなく
 完結した結果のなかで過ごすなら
 アニマは暴れるでしょうね。
 物質的には恵まれた生活に
 「退屈なのよ」と
 爆発しています。
 で、解離行動に走る。
母親の代わりに
ナオミを愛するのだと
豪語するあたり
 ―臨終の母親にも
 母親のせいで
 自分はこうなったと言い
 母親はショック死
『源氏物語』と似てますね。
 ―光源氏は
 いじめ殺された
 母の顔をよく知らないので
 
 その影を女性に
 投影し続けます。
 投影された女性は
 不幸になり
 解離します。
谷崎は源氏を訳しましたからね。
伝染ったのでしょう。
ナオミのような
美元さんに翻弄された
高嶋さんは
谷崎とか源氏とか
演じたことあるのかな?

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