内田樹『邪悪なものの鎮め方』PTSD抜き哲学思想の限界

「邪悪なもの」というのは
悪魔とか吸血鬼とか
ゾンビとか
ホラー映画でおなじみの
異形の者ではなく
常識的な判断や
生活者としての倫理が
無効になる状態
「どうしていいかわからないけど
とにかくえらいことになっている」状況
 ―「人間的尺度を超えるもの」
だそうです。
例として
広告には
「無差別暴力
コピーキャット型犯罪
震災…」と
書かれています。
 ―PTSD問題ですね。
現代人の多くは
日々「邪悪なもの」と対決に
神経をすり減らしていて
 ―ストレスと言えばいいのに
そんな状況から生還するために
「私自身のみつけた答えは
『ディセンシー』(礼儀正しさ)と
『身体感度の高さ』と
『オープンマインド』ということでした」
これも大事ですが
 ―対話にならないので
こうなるための治療が必要な人が
街にあふれているのが
現状であり

「邪悪なものとか」
「人間的尺度を超えるもの」というような
漠然とした
ムツカシイ言葉よりは
ドラキュラやゾンビのような
イメージの方が
 ―象徴
わかりやすいと思うのです。
なんだか
わざと
わかりにくくしているような
 ―PTSD否認
気がします。

内田樹『邪悪なものの鎮め方』PTSD抜き哲学思想の限界」への2件のフィードバック

  1. 翠雨PTSD心理学研究所

    SECRET: 0
    PASS:
    >大高忠敬@元私の碇で沈みなさいっ!さん
    書いてる内容からすれば、実は、身体的感度も高くないし、オープンマインドでもないのかもしれないですね。

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