『かぐや姫の物語』PTSD治療を導く自己(セルフ)の威力

ユング心理学だと
セルフ
仏教なら
真の自己ですが
圧倒的なパワーがあり
ユング心理学では
どちらかというと
畏怖の対象で
PTSD治療するなと
言う人がいたくらいです。
 ―特にユング派精神科医
 治療せずにどうするんですかね。
『かぐや姫の物語』では
このあたりによく表れていると思います。

自我が
今の常識世界にとどまりたいと
願っても
 ―よく見たら
 翁も捨丸もちょっと自己チューなところがあり
 このまま一緒に幸せになれそうにはない。
抵抗できず
引き寄せられ

邪魔しようとする凡夫たちも
身動き取れなくなります。
そのパワーは
個性化の過程で
だんだん強まるわけで
例えば

感情を強くするように
 ―嫌なものは嫌と
 きちっと自覚する。
夢の中でも
導いてくれたりもするわけです。

きちんと絶望すれば
 ―普通は絶望しないように
 防衛しますね。
 根本的な間違いです。
見守ってくれたりもしています。

誰のこころのなかにもある
自然治癒力であり
成長の秘密です。

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