ロシア陸上界の
組織ぐるみのドーピングは
問題の根深さを浮き彫りにしましたが
最初に
世界を震撼させたのは
1988年ソウル五輪の
ベン・ジョンソン選手でしたね。
「人間は機械じゃない。
痛みも出てくる。
回復を助けるために薬を使い
さらに練習する。
私はただ走りたかった…」
「コーチや医師が
リスクを心配すればいいことであって
私は考えなかった」
「心配するな。走れ」と言われ
練習に集中して走ったそうです。
拒否することもできたけど
命を削って努力してきたわけで
「世界一」が手の届く距離にくれば
害があるのがわかっていても
手を出してしまいがちな心理を利用するのが
「彼らのやり方だ」そうです。
精神科ユーザーも同じでしょう。