ジャーナリストの安田純平さんは
希少価値となっている
日本が誇る戦場ジャーナリストで
卓越した取材力と
サバイバルスキルを身に着けた
精神的に非常にタフな人だが
心的外傷と
PTSDは
むしろ加害から離脱した後のほうが
深刻になることが知られており
加害からの離脱後に
あらゆる心理的負荷要因をできるだけ減らさないと
PTSDは悪化する。
国内での対応に注意が必要と
2004年に三人の男女がイラクで人質になり
釈放された後
「自己責任」から「自作自演」
「税金を返せ」というバッシングは長く執拗に続き
「人質の時より、日本に帰国してからの方が地獄だった」と吐露
PTSDからの回復には大変な時間を要した。
伊藤和子弁護士は語りました。
ただし
「一日も早く
専門的な医師により
心身のケア、特にメンタルのケアを受ける必要がある」というのは
正論のようで
現実はなかなかの難点で
ここが日本の大問題です。
PTSDの学会はあるのですが

あまり機能していないらしく

ガイドラインはあっても
標準治療はこんな感じで

この子は
絶望して自殺してしまいました。
PTSDについて言及する学会は1つくらいなのですから。


本当のことは腹話術でしか言えない日本
PTSDについての認識はいつも
多大な犠牲の上にほんの少しだけ進化します。
もどかしいものです。